家を購入するとなるとほとんどの方が住宅ローンを組むはずです。
よく返済負担率は年収の25%以内にすべき、と言われますよね。
この年収が手取りなのか額面なのかで意見はわかれますが。
わたしはどちらかといえば首都圏で家を建てたと言ってもコストを抑えたほうだと思っています。
住宅ローンを連名で組めばもっといい家を買うことができました。
しかし、わたしは連名での住宅ローン借り入れはリスクが高いと判断し、コストを抑えたのです。
今回は連名で住宅ローンを組むことのリスクについてご説明させていただきます。
目次
首都圏では夫婦共働き、連名での住宅ローンは当たり前
首都圏で注文住宅の新築一戸建てを建てようとすると、5,000万〜6,000万は当たり前です。
この価格は神奈川県の横浜や川崎ではなく、『その他の市』での価格です。横浜とかだと1億超えたりしますからねぇ…。
最大手のハウスメーカーだともっと高額になります。
このような価格であるため、首都圏では夫婦共働き、連名で住宅ローンを組む方が非常に多いのだと担当の営業さんは言っていました。
わたしのように単独で1,000万以上の頭金を用意し、1人で住宅ローンを組むほうが今はめずらしいのだそうです。営業トークでしょうか…?
連名での住宅ローンだと、一方が働けなくなれば破産してしまう!?
連名で住宅ローンを組んだ場合、どちらか一方が働けなくなればローンが返せなくなります。
働けなくなる理由は病気や子育て、介護、いろいろ考えられますよね。
妻が育児や介護で働けなくなる可能性がある
わたしの妻を見ていて思いますが、育児と仕事を両立させるのはむずかしいように見えます。共働きという考えには賛成なのですが。
育児と仕事の両立がむずかしいとなった場合、専業主婦にもなれるようにするため、住宅ローンを連名で組まないようにしました。
今ではそれが正解だったと感じています。介護も同じですね。
いつそれがやってくるかはわかりませんが、同じようにある日突然妻が働けなくなる可能性があります。
育児の負担が軽くなったら次は介護…。共働きを想定していたのに、結果的には専業主婦になってしまった、なんてこともありそうです。
病気は誰にでも平等
そして、わたしが恐れているのが病気です。稼ぎのメインであるわたしが働けなくなる可能性が高いのが病気です。
病気は誰もがかかるものです。団体信用保険に入っているから安心、ではありません。
きれいに死ぬことができれば良いのですが、働くことが困難な病気でも、保険が適用されない病気がたくさんあります。
わたしたちの知らない謎の奇病、難病、たくさんあります。
わたしはその状況を見越して、最悪わたしが働けなくなっても妻が働いて一家を養っていけるよう住宅ローンの借入額を抑えました。
おわりに
連名で住宅ローンを組んだとき、一方が働けなくなれば返済がかなり厳しくなります。
破産してしまう可能性も高いでしょう。働けなくなる確率は2人ならば2倍になります。
一見、夫婦共働きをすることで経済的には楽になるように見えますが、このような高いリスクが潜んでいるのです。
家は人生で一番高額な買い物です。高級な外車が何台も買えてしまいます。
それゆえに、家は人に自慢したくなるもので、つい見栄を張りたくなりますよね。
しかし、それはすべて借金なので見栄を張ろうと思えばいくらでも張れてしまいます。
家は身分相応のものを買うのが一番です。