家を買う時に頭金1,000万出して後悔!リスクほぼゼロで資産運用する方法

株主優待タダ取り

株主優待タダ取り

時代はまさに超低金利時代です。マイナス金利などと言われ、お金を預けるとお金が取られ、お金を借りるとお金がもらえる、そんな時代が本当にやってくるのかもしれません。

2016年8月時点での長期固定金利住宅ローン『フラット35』の金利は以下のとおりです。

2016年8月フラット35金利情報

引用:最新金利情報:長期固定住宅ローン【フラット35】

わたしはフラット35で融資率9割以下、1.5%の金利でした。10年間は優遇金利ということで0.9%となっています。

しかし、2016年8月時点では0.9%なんですね。しかも-0.3%の優遇金利まで存在するとは、金利なんてほとんどないといっても良い状態でしょう。

融資率が9割以下にさえなれば、あとは手元にお金を残して資産を運用したほうが良いと言えます。『でも資産運用はリスクがつきものでしょう…?』と思われるかもしれませんが、実はリスクほぼゼロで資産を運用する方法ってごろごろあるんです。

家を買うと何かとお金が気になっちゃいますよね。今回はわたしが実践しているお得なお金の裏ワザ?についてご紹介します。

知らない人は知らない目からうろこの情報で、ブロガーさんにとっては必死にブログでアフィリエイトやっているのがバカらしくなるかもしれないので注意です。

リスクほぼゼロの資産運用『株主優待タダ取り』

株主優待とは、株を保有する株主に対してQUOカードや割引券などがもらえる制度です。しかし、株主優待目当てで株を保有する人も多く、決済が過ぎると株価は下落する傾向が強いです。

そのため、株主優待はもらえるけど株価の変動でマイナスになるということもよくある話です。たかが数千円の株主優待ほしさに数万円損するということが起こりえます。

しかし、株主優待をタダでもらってしまう裏ワザが存在します。(タダとは言っていますが、実際には株の売買手数料は発生します。)

実際にわたしは株主優待タダ取りを利用してかなりの利益を出しています。ざっくりとその一部を公開、株主優待でもらいまくったQUOカードです。

株主優待タダ取りの成果の大量QUOカード

この他にもイオンのお買い物が3%キャッシュバック株主優待やGEOのレンタル半額になる株主優待など、いろいろもらってます。

仕組み

株主優待をもらうには、『権利確定日』に株を保有していることが必須条件です。権利確定日が過ぎて『権利落ち日』になったら株を売っても株主優待はもらえます

しかし、ただ株を買っただけでは株価の変動リスクがありますので、株を買うと同時に『空売り』します。

空売りとは、『株を借りて売る』ということです。信用取引といって自分の持つ資金を担保に株を借りることができるんです。

たとえば、1株買って、1株空売りしたとしましょう。この時、株価が100円上がったとします。買ったほうの株は100円の利益が出て、空売りしたほうの株は返すときに100円分多く返さなければならないため、100円の損が出ていることになります。

つまり、買った株の上昇と売った株の下落が相殺されていることになります。しかし、株は現物で買っているため、株主優待はしっかりもらえるんです。

当然のことですが、株の売買にはお金が必要です。たくさんの株を売買できたほうが、たくさんの株主優待をもらえますので、資金はたくさんあったほうが良いのです。

株主優待はお金に物を言わせる取引です。

簡単な流れ

初心者の方におすすめなのがカブドットコム証券です。株主優待タダ取りを始めようと思ったのならまずはカブドットコム証券が良いです。

わかりやすいしカブドットコム証券のサイトにも株主優待タダ取りの説明が記載されていますからね。簡単に手順を説明しますと、下記の通りです。

  1. カブドットコム証券に口座を作る
  2. 口座開設したら信用取引の申請をする
  3. 信用取引の申請が通ったら、ほしい株主優待のある株を『権利確定日』までに『現物買い』する
  4. ほしい株主優待のある株を『権利確定日』までに『一般信用売り』する(制度信用売りと間違えないように注意!)
  5. 『権利落ち日』に『品渡し』をする。(品渡しとは、現物で買った株で空売りした株を返済するイメージ)

ちなみにひとつの例ですが、わたしの2016年8月株主優待スケジュールは以下の写真のイメージです。

株主優待タダ取りスケジュール

8/26が権利確定日で、8/29が権利落ち日となっています。8/26の市場が閉じている時に株はすべて品渡ししておき、8/29で市場が開いた時に約定(株の取引が成立すること)することになります。

8/26に売っているように見えるかもしれませんが、約定するのは8/29であるため、権利確定日に株をしっかり保有していることになり、株主優待がゲットできるというわけです。

株を現物でどこで買うか、そのタイミングはヒミツです。ですが、要は権利確定日のたった1日だけ株を保有していれば良いので、8/25の市場が閉じているときに株の現物買いと一般信用売りを注文し、8/26の市場が閉じている時間に品渡ししてしまえば良いのです。

リスク

リスクほぼゼロ、なんて書きましたが、一応リスクはあります。たとえば以下のものです。

  • 現物買いのみ約定、または、一般信用売りのみ約定してしまった
  • 一般信用売りではなく制度信用売りにしてしまった
  • 計算ミスにより株主優待より株売買手数料のほうが大きかった

ざっくりと上記のようなものです。株主優待タダ取りは、買いと売り、それぞれを同時に持つことで株価変動のリスクを相殺しています。

そのため、買い、または売り、一方だけが約定すると株価変動リスクを相殺できず損が発生するかもしれません。

また、空売りには一般信用売りと制度信用売りの2種類があります。簡単に説明しますと、制度信用売りだと逆日歩というものが発生して大きく損する可能性があります。

最後に、株主優待タダ取りは完全にタダというわけではありません。株の売買による手数料が発生するのはもちろん、株を借りるためのレンタル料や、配当調整金といった細々とした手数料が発生します。

ここをしっかり計算して株主優待をもらっていかないと、トータルでマイナスということもありえます。

株主優待生活の一コマ

以前、『インターネットプロバイダのキャッシュバックキャンペーンを利用しまくっていてまともにプロバイダ料金を払ったことがない』とお話したことがあります。

わたしはQUOカードや飲食店の割引券などをかなり多くもらってきました。インターネットプロバイダ料金と同じように、ここ最近はまともに外食費用を払ったことがありません。

QUOカードはガストや夢庵なんかで使うことができますし、かっぱ寿司の株主優待がお気に入りで何度もお食事をさせていただいております。イオンではイオンラウンジで無料のコーヒーやおやつをもらって節約したりします。

ざっくりとですが、月平均3万円ぐらいは株主優待で得していると思っています。超低金利時代の今なら頭金をたくさん入れるより、こういったリスクほぼゼロの資産運用をしたほうが賢い選択かもしれません。

株の売買は『ハードルが高い』だからこそ『チャンス』

一般的に株の売買なんてやっている人のほうが少ないと思います。株の取引を一度もやったことない人からすると、ハードルが高く感じますよね。しかしこれはほとんど多くの人が同じことを考えています。

だからこそライバルが急激に増えることがなく(?)、いまだにこんなお得な裏ワザが存在しているのだとわたしは思っています。あまりにもお得すぎるんでそのうちこの裏ワザはできなくなるとは思っていますが。

こういったものはハードルが高い、参入障壁があるからこそチャンスであると考えるべきです。もしハードルが低くて今すぐに誰でもできるようなものであれば全く使えなくなっていることでしょう。

要は『やるかやらないか』、行動を起こせる人間かどうかというだけのことです。

ちなみに、家族の口座も作って2重3重で株主優待をもらっている人もいるようですが、他人の名義で株の売買をすることは法的にNGなのでわたしはおすすめしません。

まとめ

今回ご紹介した内容は、『株主優待タダ取り』というキーワードでGoogle検索すれば情報は山程出てきます。わたしの記事ではあくまでもざっくりとしたイメージをみなさんにお伝えすることと、語彙を増やすことを目的としています。

本気でやるのであれば、ある程度は株と株主優待タダ取りの勉強をしたほうが手順ミスがなくなりリスクを限りなくゼロにすることができます。

お得なことは少しでもやっていって、生活を楽にしていきましょう。

株主優待タダ取り以外にも、リスクほぼゼロの資産運用方法はあります。それはまた後日気が向いた時に記事にしていこうと思います。