一条工務店の家は気密性が高いと言われています。業界でもトップクラスです。
それだけ気密性が高いのであれば、きっと家の中に昆虫なんて侵入してこないんだろうなぁ、などと考えていました。
昆虫とは…具体的にみんながキライな大きくて黒光りしたアイツ、『ゴキブリ』です。
一条工務店の家でもゴキブリは出るのか?今回は我が家の体験談です。
目次
一条工務店の家でもゴキブリは出る?
さて、いきなり結論ですが…。
一条工務店の家に住んでから3ヶ月でゴキブリ出ました。
かれこれ2年以上住んでいるわけですが、報告が遅くなりました。
一条工務店の家でも普通にGは出ます。(ゴキブリを連呼する文章を読んでいると画像がなくてもグロくなってくるので、以下Gと略します。)
ただし、これは『一条工務店の家だからGが出た』というわけではありません。
むしろ、どちらかというと一条工務店の家はGは出にくいと思います。『気密性が高い=家の隙間が少ない』なので、侵入はしづらいはずです。
そもそもGってデカイじゃん!と思うかもしれませんが、幼いGは小さいです。家の小さな隙間から侵入します。ゆえに、気密性が高く隙間のない家であれば、G発生確率は低減させることができるでしょう。
ゴキブリが発生た原因は?侵入経路は?
主な原因は隣人?
我が家のG発生の主な原因なのですが、はっきり言って『隣人』です。
わたしの家は、新しく造成されたような新しい土地ではなく、古い家に囲まれている土地です。
気持ち的には新しい造成地で新築だけが立ち並ぶ土地に家を建てたかったのですが、
- 都合良く造成された土地がない。
- 希望の立地に土地がない。
- 造成地より、古くから人が住んでいる土地のほうが地盤強そう。
といった理由により、今の古い家に囲まれた土地に住むことにしました。
我が家の隣人はすごく古い家です。住んでいる人も独身のおじいさん。
とても失礼なのですが…いろいろと家とか庭の手入れが行き届いていない、というか放置状態です。隣人の草木が我が家の庭に侵入してきています。さらに失礼ですが、やはりあまり衛生的でない場所にGは発生します。
最初は家の中にGなんていませんでしたが、ちょいちょい玄関先にGがうろついていることはありました…。
侵入経路は玄関・ベランダ
Gは最初から家の中にいるわけではありません。いや、いたのかもしれませんが…。
主にGは外から家の中に入ってきます。最初は家の中で発生するわけではないです。99.16%ぐらいの確率で移住です。
上述したように、我が家ではちょいちょい玄関先にGがうろついているときがありました。そういったときは追い払ったりするのですが、気づかないうちに玄関ドアを開け、家の中に侵入していたのかもしれません。
Gは常に足元にいるわけではありません。玄関先の屋根の部分に張り付いているかもしれません。おそらくそういった形で玄関ドアを開けた時に家の中に侵入してしまったのだと思います。
ベランダも同じ要領だと思っています。玄関ドアやベランダの窓など、大きく開く場所は確認が完璧にできていませんね。
エアコンの配管・ドレン管
ブログ読者様より情報をご提供いただきました。
ゴキブリはエアコンの配管・ドレン管からも入ってくるようです。
わたしもふと過去を振り返ってみると…実家暮らしのころ、ゴキブリではないのですが虫が出てきたことはありました。
大きいサイズの昆虫であれば、ドレン管に防虫ドレンキャップというものを取り付けることでガードはできるようです。
ただ、今時のエアコンって標準で防虫対策されていないのでしょうかね?モノによっては防虫対策、されているかもしれませんね。
ゴキブリを侵入させない対策
玄関ドア・窓を開けるときは周囲にゴキブリがいないか確認する
わたしは家の中でGを発見して以来、家の外から中に入るときには周囲を確認するようにしています。
冬とかはGを見かけないのですが、夏あたりでしょうかね。かなりの数、家の周囲でGを発見しました。
ですが、たまに換気のために家の窓を開ける時とか、ベランダの窓とかは、防ぎようがないです。せいざい窓に張り付いていないか?ぐらいしか確認できません。
この対策はざんねんながら完璧ではないのです。
古い家の中に家を建てない
上述したように、Gは不衛生な場所に生息しやすいです。かならずしもそうとは言いませんが…やはり独身だあったり高齢で身体が満足に動かないような人しかいないような場所だと、いろいろと荒れています。
もし都合よく新しい造成地か、周りが新築のみの場所とかがあれば、古い土地よりも清潔ではあると思います。
わたしもせめて『うちに入ってきまくっている草木をなんとかしてくれ!』と言いたいのですが、ご高齢のためどうしても言えません…。
やっかいなのが、変な木のみを我が家に落としまくっていることです。それがつぶれて汁が出て、我が家のコンクリート部分がめっちゃ汚れるんです…。悩み事がけっこう多いです。
ゴキブリのいない土地に住む
『えー、一条工務店の家ってG出るの!?』と思った方も多いと思いますが、実はそもそもGなんて気にする必要がない!という方も多いはずです。
というのも、Gは生息する地域がけっこう限定されています。
上記リンク先に日本のGの生息マップが描かれています。
Gは主に関東、関西で発生しているみたいですね。たとえば、北陸とか東北とか北海道とか、ほとんどGのことは気にしなくて良いようです。逆に、関東・関西に家建てて引っ越します!というならG対策をしておきましょう。
ゴキブリが家に侵入してしまった時の対策
わたしの実家ではよくGが出ていました。
ゆえに、Gに関してはけっこう対策は心得ているつもりです。いまだに耐性はありませんが。
基本的に見かけた瞬間にGは駆除しなければなりません。ゆえに『ゴキジェット』といったものは不要であると考えています。
- G発見
- ゴキジェットを探す、持ってくる
- 戻ったらGいない。
こういうパターンにハマります。ちなみに、『泡で固める』というタイプの商品も使ったことがあるのですが、2回目の使用時に1回目のときの泡が吹出口に詰まっていて、出なかったり、吹出口のところで大きな泡になったりして使い物になりませんでした。
Gは繁殖力が非常に強く、1匹逃すと30匹に増えてしまうかもしれません。ゆえに、見つけた瞬間に駆除するのが最善です。スリッパでも雑誌でも新聞でも、力技ですぐに駆除です。
わたしの体感では、ゴキジェットといったスプレーは効くまでに数秒の時間がかかります。数秒間スプレーを浴びせ続けることができるかどうか…。
わたしがG対策をしていていもっとも効果があったのがブラックキャップでした。
黒くて大きいあいつを見たくない、触りたくない、やっつけたくない人のための商品です。
わたしはよくアイツの命を自らの手を汚して奪うことがあるのですが、やはりいつだって心は痛いです。それは命を奪うことの罪悪感なのか…それとも見たくないだけなのか…。
このブラックキャップならなら自分の手を汚すこともないし、いつの間にか『あれ?そういえば最近、G見かけなくなったな?』といった感じです。
小さな黒いカプセルの中にGのための毒入りのエサが入っています。毒入りのエサを巣に持ち帰り、巣ごと全滅させるというもの。
もちろんこれで完璧に駆除できるわけではありませんが、ある程度効果はあるようです。なんといっても良いところは置くだけで良いというお手軽さ。
これが無ければわたしは自分の手で、もっと多くのアイツの命を奪っていたことでしょう。わたしの心はそれに耐えられなかったかもしれません。
そしてわたしの手だけではできることに限界があります。知らないところで見逃していて、30匹…100匹になっていたかもしれません。
わたしが仕事しなくても、自動で仕事をしてくれる。そして根本から断ってくれる。すぐれたG対策であると思っています。
新しく家に住むでも、今からでも、護身用にブラックキャップはあっても良いかと思います。高額なものでもないし、置いても小さくて黒くて目立ちませんからね。
ちなみに、ちょっと目立つし捨てる時にGの姿が目に入ることがあるのが難点ですが、定番のゴキブリホイホイも効果ありです。成虫はあまり捕獲できていないように感じているのですが、主にコイツの役割は幼虫を高確率で仕留めるところにあります。足の力が弱いGの幼虫はゴキブリホイホイの格好のえじきですね。…あまり言いたくないのですが、『びっしり捕獲』していたことがあります。もちろん実家暮らし時代の話。
わたしがG対策でいつも購入しているのは、ブラックキャップとゴキブリホイホイ、この2つだけです。もちろんこれで完全に発生がゼロになるわけではないのですが、数を減らしているのは事実です。
ゴキジェットもないし、バルサンもないです。
まとめ
- 高気密な一条工務店の家でもゴキブリは出る。
- でも一条工務店のせいじゃない。
- 周辺の住宅環境によるものである可能性が高い。
- ゴキブリ見かけたら即刻駆除すべき。
- あなたの手を汚したくないならブラックキャップ。
- 護身用にブラックキャップ。
わたしは昔からGとの戦いをしてきました。人間とGの戦いに終わりはないのかもしれません。
一応駆除方法なども書きましたが、わたしとしては住宅環境による問題が大きいと思っていますので、とにかく清潔を心がけるようにしましょう。
わたしはよく家の掃除もして清潔をこころがけていますが、どうがんばっても隣人の家には手が出せませんからねぇ。
ちなみに、お隣さんの家にはスズメバチも住んでいます。先日、スズメバチが我が家にも移住してきました。発見が早く小さいうちに駆除できましたが、めっちゃ怖いっす。