家を買おうと思った時に、まず最初に目にするのが建売住宅だと思います。
ポストにチラシが入っていたり、スーモやホームズといったサイトで家を探してみても、まず建売住宅が目に入ります。
そもそも建売住宅はどこの会社が作っているのでしょうか?
ちょっと調べないと不動産屋が間に入って販売しているところまでしかわかりません。
目次
建売住宅を作っているのは大手パワービルダー6社
建売住宅の大手企業のことをパワービルダーと呼びます。
パワービルダーとは一般的な住宅を低価格で分譲販売する業者のことを意味します。
パワービルダーには下記6社があります。
- 一建設
- 飯田産業
- アーネストワン
- タクトホーム
- アイディホーム
- 東栄住宅
この6社は統合しています。
飯田産業はCMでも流れているため聞いたことがあるのではないでしょうか。
建売住宅はこの6社のうちのいずれかである可能性が7〜8割です。
残りはその他建売住宅業者、地元の工務店などによるものです。
どこの業者がいいのか?
飯田産業、東栄住宅は耐震等級3
建売の中でも少しでもいい家に住みたいと考えていました。
6社をいろいろ調べました結果、飯田産業と東栄住宅は耐震等級3を取得していることがわかりました。
建売住宅のほとんどが耐震等級1であることを考えると、頭一つ分抜きでていますね。
しかし、東栄住宅は建売住宅の中でも若干高めかな、と思いました。
東栄住宅は若干高めではあるものの、わたしがもっともおすすめできる建売住宅です。
飯田産業と東栄住宅は耐震等級が3である意味競合しているとも言えます。しかし、それでも東栄住宅のほうが上だとわたしは感じます。
その理由は、東栄住宅のほうが家のカタチ、デザインがおしゃれだと感じるからです。建売住宅のなのに高級感が出ています。
建売を探している方でまだ東栄住宅を見ていない方がいれば、ぜひ一度見学してみてください。
最大手は一建設
パワービルダー最大手は一建設です。建売住宅の中でも一建設のものを一番見かけます。
とはいえ、最大手だから品質がNo1とは限らないようです。
わたしは耐震等級3はほしかったので候補にはあがりませんでした。
一建設の家はいろいろと不具合報告もネット上では言われていますね。みなさん見たことありますか?
これは建売が安かろう悪かろうだから不具合が多い、というわけではないと思うのです。一般的に悪いことが書かれているのはよく売れいる証拠とも言えます。
こういった有名なパワービルダー以外の建売を調べてみてください。地元の工務店が建てたような家です。
地元の工務店だとマイナーすぎて、良い評判も悪い評判も聞く事ができません。悪い評判が全然ない、逆にこっちのほうが不安になるのですよ。
評判悪いからやめておこう、というのはもったいなくて、評判が悪いならどういったところに注意すればいいのかということを学んだ上で、買うかどうかを検討したほうが良いでしょう。
一建設の家は、デザイン的にはいかにも建売という感じで見た目的に面白さはないと思いますけどね。
その他パワービルダーは似たり寄ったり
アーネストワン、アイディホーム、タクトホームはあまり大きな差はないように感じます。
言い方はわるいかもしれませんが、『いかにも建売住宅』、というような家です。
一建設の項目でも書きましたが、やはりネット上の評判は悪い意見が目立ちます。
建売全体に言えることですが、建売は安い分立地が良かったりするので、そういった面も含めた買うかどうかを検討するのも良いでしょう。
パワービルダー以外の建売住宅
なにげにスルーできないのがパワービルダー以外の建売住宅です。地元工務店の建売などです。
場合によっては売り建て、条件付き土地で販売しています。
注文住宅ほどの性能はありませんが間取りを自由に決めることができます。
デザインもおしゃれだったり、設備も良いことがあります。
そうすることで差別化をはかっているのでしょう。
にもかかわらず、価格は建売と同じぐらいです。
ただ大手と比べればマイナーなところが多いです。マイナーな業者を選ぶことのデメリットとしては、口コミが少ないことです。
良い評判も悪い評判も聞けないので、『これ、ホントに買って大丈夫だろうか?』という不安がずっと拭えないのです。
わたしも一度、地元の工務店が販売する売り建ての家を買おうとしていました。
価格も安いし間取りも自由に決められる、家の設備だってある程度自由に決められます。めっちゃくちゃ夢が広がったのですが、最後の最後でその工務店を信用しきれなくってやめてしまいました。
悪くはないはずなのですが、わたしにとっては信用がすごく大事で、その信用に一役買っているのがネットの口コミだったのです。
おわりに
- パワービルダーとは、建売住宅を低価格で建てまくってる業者
- パワービルダーは6社ある。
- 基本的にどの会社も大きな差はない。
- 飯田産業、東栄住宅は耐震等級3なのがポイント。
首都圏では土地だけで2,000万を超える場合が多いです。
なので建売住宅の購入を考える方も多いかと思います。
建売住宅は建築の過程を見ることができないのですこし不安はありますが、基本的には今の基準で作られていれば問題はないとわたしは判断しました。
ぜひ参考にしてみてください。