注文住宅で新築して不具合が発生した!なんてことがあったらかなり憂鬱な気持ちになりますよね。
どんな有名なハウスメーカーでも不具合は絶対にゼロ!ということはなく、人間ですから多かれ少なかれミスは発生するものです。
ミスが発生するのは仕方がない、だって人間だもの。そうは思っていても我が家で起こってしまうのはイヤですし、致命的なものだったら人生が大きく狂わされてしまいます。
そういったミスを少なくするにはやはり大手のハウスメーカーを選んだほうが良いとわたしは思います。歴史が長いとそのぶんだけノウハウを持っていますし、ミスが起こりにくくなるようマニュアル化されていたりするでしょうからね。
大手のハウスメーカーを選ぶとして一条工務店は大手に入るのでしょうかね?価格帯が中堅な感じなので、大手という感じがいまいちしませんが、売り上げ的には大手に食いついています。
そんな一条工務店ですが、不具合や欠陥はあったのか?我が家で実際にあった不具合をご紹介します。
目次
一条工務店i-cubeで発生した不具合
ドアが勝手に開く
いきなり出ましたね、重そうな不具合。
ドアが勝手に開く、なんていうと家が傾いているのではないか!?ということを想像してしまいます。
夜寝るときに部屋のドアをしっかりと閉めるのですが、朝起きるとドアが全開になっているんです。
わたしの妻は幽霊のしわざだと怖がっていましたが、わたしは家が傾いている欠陥住宅なんじゃないか…?と落ち込んでいました。
しかも、困ったことに特定の1部屋のドアだけが勝手に開くのではなく、部屋という部屋のドア全部が勝手に開くんです…。ホントによくこの状態で引き渡したなぁと思いました。
引渡し前に何をチェックしたのでしょうかね?
まぁプロジェクトではありがちですが、どうしても納期優先になってしまい最終チェックが疎かになる。『まずは制限として不具合は引き渡し後に直します』みたいな。でもせめてこういう不具合がありますが直します!という説明があったら親切でしたね。
窓のカギがしまらない
窓のカギのしまりがわるい、しまらない、そんな不具合もありました。
我が家の窓はほとんどすべて開き窓です。
掃き出し窓はレバーを上下することでカギをかけますが、開き窓の場合はつまみを回すタイプのカギになります。このつまみが回らないんですよ。
もしかするとこれは開き窓のデメリットなのでしょうか?幸いなことに、開き窓は掃き出し窓と違って人が入るのはむずかしいと思われる窓です。カギがかからなくても防犯の面ではあまり心配はありませんでした。
まぁ本気を出せばきっと入れてしまうのでしょうけれども、掃き出し窓のカギがしまらないというよりはまだマシかもしれませんね。
網戸が斜めに取り付けられている
こちらも開き窓のお話の続きですが、開き窓の場合、網戸は巻き取り式のものになります。巻き取り式の網戸は窓の枠にぺたっと貼るような感じで取り付けられるんです。
この取り付けた人の腕がわるいのでしょうか、網戸が斜めにくっついてしまっているんです。
よく見なければわからないような些細な問題ですが、じっと見つめているとよくわかる。網戸の高さが左右比較すると違うということ。
一方は隙間があって一方は隙間がない。一度気になってしまうと長いこと気になってしまうんですよね。
一条工務店の対応
ドアの修正
上記以外にあげたものもいくつかあったはずですが、ちょっと記憶が薄れてきています。思い出したらまた書くとして、一条工務店に不具合を報告したところ、修正してもらうことができました。
まずドアが勝手に開いてしまう件。これは非常に致命的な問題のようにも思いますが、ドアの立て付けがわるいとこういった現象が発生するようです。
家が傾いているということではなかったんですね。
ドアが取り付けられている結合部分のネジを回したりして調整することで直りました。
窓のカギの修正
窓のカギも無事の修正してもらうことができました。
窓のカギがしめられないというのはドアが勝手に開いてしまうより怖い不具合かもしれませんね。
家の中にどろぼうが入ってこられては困ります。
網戸の修正…はされなかった!
残念なことに網戸の修正はされませんでした…。本来ならば修正して当然だろ!と思うのですが、どうやら一度取り付けてしまった巻き取り式の網戸は外しづらいんだそうです。
修正することで逆に見た目が悪くなってしまう可能性がある、という説明をされてしまったため、仕方なく現状維持としました。
『え?これでいいの?放置?』と思われるかもしれませんが、わたしは別にいいです、もう気にしていません。
わたしはいろんなことに鈍感なほうだというのはありますが、気にして生活するほうが身体に悪いですからね。見た目だけの問題ですし、直らないというならそれはそれで仕方がないとあきらめちゃいます。
引き渡し時に確認すべきこと
引き渡しの時にここだけは確認しておけ!というものがあるとすれば、やっぱりドアが勝手に開かないかどうかということですね。
ドアを半開き状態にして手を離す。これをすることでドアがす〜っと開くかどうかを見てください。
一番怖いのは家が傾いていることです。ですが、これって家が建ってしまってからでは素人には確認すべき方法がないと思います。
実はわたし、家が傾いていないかを調べるために結構豪勢な水平器を買いました。
が、しかし、フローリングのつなぎ目とか、ちょっとしたデコボコにより水平器が正確に使えないんですよ。
もし家の傾きが心配だったとしても、水平器はあんまり意味ないかもしれないです。どうしても調べたいのであれば、営業さんに測定を依頼するか、第三者に測定を依頼したほうが良いでしょう。
まとめ
以上のことをまとめますと下記の通りです。
- 大手のハウスメーカーでも不具合は作りこんでしまう
- それでも不具合の可能性を低くしたり、規模を小さくするには大手ハウスメーカーがおすすめ
ちなみにわたしの仕事はシステムエンジニアとかいう激務をやっていますが、こちらの世界ではプログラムを1文字間違えただけで会社を潰しかねない不具合に発展することがあります。
たまにニュースでもありますよね、電車の改札が動かなくなった、飛行機の予約ができなくなった、みたいなお話。
家の不具合なんてソフトウェアの不具合からすればかわいいものですよ!…ということにしておきましょう。
みなさんの家作りのお役に立てるとうれしいです。