私の本業はシステムエンジニアというIT関連のお仕事です。国家資格も複数保有しています。副業でも1人でソフトウェアを開発して販売、ライセンス料で稼がせていただいております。
何が言いたいかと言うと、パソコン・コンピュータ・ITに関しては自他共認めるプロである、ということ。
そんな私はIT家電が大好きで、一条工務店の家をスマートなハウスに仕上げたいと思い、今までにいろんな家電を買ってきました。
ここでは私が一条工務店の家をスマートなハウスにするために買ったものを紹介していきます。
目次
一条工務店の家をスマートなハウスにするために買ったIT家電
スマホやタブレットでテレビ番組が見れる「Xit Air Box」
スマートなIT家電で一番買ってよかった!と思えたのがこれ。
ピクセラという会社が作っている「Xit Air Box」という製品。これは一体何者かというと、
- スマホやタブレットでテレビ番組が見れる
- テレビの電波をwifiの電波にして送ってくれる
という装置です。つまり何ができるかというと、
その他メリットとしては、
- 小型テレビ不要、料理や皿洗い中にテレビが見れる。
- 小型テレビのようにアンテナ・電源の配線不要でスッキリ。
- 小型テレビ買う必要ない、小型テレビ買うより安く済むのでコスパ良し。
デメリットとしてはwifi経由なので起動からテレビを見るまでにわずかに時間がかかります。ですが、メリットを考えると些細なものであり、さほど気にならないです。
さらに言うと、外付けHDDを追加することで録画もできます。
ちょっと難易度は上がりますが、VPN(Virtual Private Network:仮想プライベートネットワーク)を使えば外出先でもスマホでテレビが見れます。
これを発見した時は「そうそう、こんなの欲しかった!」と唸りました。
一条工務店の家でも電波が届くルータ
一条工務店の家はwifiの電波が届きにくいと言われています。たとえば、2階にルータがあると1階に届かない、など。
実際に使ってみた感想としましてはそんなことはあまり感じません。ですが、wifiルータには、電波の品質が良いもの、悪いものが存在します。
というわけで、我が家で使っているルータを紹介しておきます。
昔はBUFFALOのwifiルータはイマイチだと感じていました。
- 電波・信号の品質が悪い
- よって接続がプツプツ切れる
ですが、最近ではだいぶ改善されたように感じます。むしろどこのメーカーも差が感じられないように思います。であればwifiルータを選ぶ基準としては、
- サポートが受けやすいメーカー
- 価格が安い
- 安心の日本メーカー
- 日本メーカー・有名なメーカーは不要になった時メルカリなどで売れやすい
そこで浮上したのがBUFFALO。というわけで、我が家ではBUFFALOのwifiルータを使っています。
一条工務店の家でも電波が届くwifi中継機リピータ
結局wifi中継機必要なのかい!とつっこまれてしまいそうですが…。
実はどれだけ優秀なwifiルータを使っていても電波が届かない場所が出てきます。これには少しだけ電波のお話が必要でして…。
近年、wifiの通信速度が飛躍的に向上しています。その理由は、5GHz以上の高い周波数の電波を使っているからなんです。。
- 周波数が高くなればなるほど電波は回り込みが弱くなる。
- わかりやすく言うと、周波数が高いほど障害物を通過できなくなる。障害物に弱くなる。
という特徴があります。上記で紹介したwifiルータはまさしく5GHzを使っているものなんです。
かといって、「5GHz以上の周波数なんて使わなきゃいいじゃん!」というわけにもいかないんです。ここを使わないと通信速度がぐっと遅くなります。通信速度が速い理由は5GHz以上の高い周波数帯を使っているおかげなのです。
なので、今の時代、これから先の時代はwifi中継機併用の時代であると言えます。これは決して一条工務店の家だからwifiつながりにくいというものではないです。時代のせいです。
というわけで、我が家で使っているwifi中継機がこれ。
BD/DVDのディスク交換不要!メディアプレイヤー
BD/DVDプレイヤーを持っている家は多いでしょう。ですが、BD/DVDってディスクを入れ替えるのが面倒なんですよね。
さらに言うと、子どもがディスクで遊んでぼろぼろに傷をつけてしまって見れなくなったり。
そこで便利なのがメディアプレイヤーと呼ばれる、ちょっと怪しい家電です。
この製品は一言で言うと、「パソコンで吸い出したBD/DVDのデータ(イメージ)を、データのまま再生できる」というもの。
つまり、
- メディアプレイヤーをテレビに接続する
- メディアプレイヤーにHDDを接続する
- パソコンを使ってBD/DVDデータをHDDに保存する
- メディアプレイヤーでHDDに保存されたBD/DVDデータを再生する
- ディスク交換不要!ディスクが破壊される心配もなし!
大変便利です。…が、しかし!ここで注意があります。
- 市販やレンタルBD/DVDなど、パソコンを使ってデータを吸い出すことは法的にNG。
- 楽しめるのは自分で撮影したりして作ったBD/DVDまで。
私が言いたいことは、「絶対に市販やレンタルBD/DVDのデータを吸い出してはいけません!絶対に!」ということです。
世の中には市販やレンタルBD/DVDのデータを吸い出すアプリがあったりしますが、そんなものを使って悪いことはしてはいけません。やればできてしまうけど、やってはいけません、というお話でした。
他にもSDカードに家族の写真や動画を入れてみんなで見て楽しむ、ということもできます。
テレビ録画、パソコンのバックアップ、メディアプレイヤーの外付けHDD
外付けHDDなんてどれだっていい、そう思っていませんか?実はそうではないんです。
- テレビ録画可能かどうか
- データ容量
- メーカーはBUFFALO
現役エンジニア流の外付けHDDとしては、上記の2点を見ます。
メーカーがBUFFALOって…どれだけBUFFALO信者なの?と思われたでしょう。
私がBUFFALOを推奨するのには理由があります。
ということです。外付けHDDの場合、使っててもうちょっと容量大きいのほしいなぁと思った時、使っていた外付けHDDを売って新しい外付けHDDの資金にすれば良いのです。
特にメルカリなどで売りやすいのが「テレビ録画可能」な外付けHDDです。ヤフオクやメルカリやっていると、「テレビ録画できますか?」という質問、多いです。
テレビ録画用のHDDでなくてもテレビ録画できるものがほとんどですが、明確に「テレビ録画用」と定義されたHDDは売れ行きが違います。
スマートハウスにスマートスピーカーの「Google home」
スマートなハウスを作るためには必須と言えるでしょう。Googleのスマートスピーカー、Google homeです。
Google homeでできることは、
- 「オーケーグーグル!今日の天気は?」などの質疑応答
- 「オーケーグーグル!3分タイマー!」などのちょっとしたツール
- 「オーケーグーグル!テレビ消して!」などの家電リモコン操作
やはりスマートハウスはGoogle homeを始めとするスマートスピーカーなしでは始まらないです。
ちなみにアレクサも使ったことがあるのですがGoogle homeと比較すると、
- アレクサは音声拾いにくいと感じた
- Google homeのほうが知りたかった質疑応答の回答が優秀と感じた
という理由でGoogle homeに1本化しました。
我が家でGoogle homeが便利と感じるのは、
- 外出先から家に帰ってきたときに、「オーケーグーグル!全部つけて!」という掛け声で、シーリングライト、テレビ、エアコンなどなど、全ての電源が付く。
- テレビを見ながら洗い物などをしていて両手がふさがっている時、「オーケーグーグル!フジテレビにして!」と言うとフジテレビに変わる
というときです。リモコン使ったほうが早いという場面のほうが多いのですが、音声リモコンはあったらあったで便利です。
ただし、Google homeが登場する前の家電はGoogle home非対応です。家電を買い換える、代替えのリモコンを用意するなどの対応が必要です。
スマートスピーカーと連携・連動するスマートなリモコン「Nature Remo」
上述しましたように、Google homeだけではどうしてもカバーできない家電があります。Google home未対応なので。
そういった家電はNature Remoを使って操作します。Nature Remoは、
- リモコン操作を記録するリモコン
- 記録したリモコンをスマホから操作できる
- Nature RemoとGoogle homeは連携可能
- Google homeの音声リモコンでNature Remoの記録したリモコンを操作する
これにより、家中のあらゆる家電が音声リモコンで操作することが可能になります。
一条工務店のシーリングライト、最新はわかりませんが我が家はGoogle home未対応です。しかし、Nature Remoを併用することで音声リモコンで操作可能、動作確認済みです。
注意点としましては、Nature Remoが記録できるリモコンは赤外線リモコンに限ります。電波式のリモコンは非対応です。たとえば、玄関ドアのキーガルや車のスマートキーなど。
部屋を掃除する習慣や節約につながる副作用あり?の「ロボット掃除機」
スマートハウスの定義とは何か?その1つに私は「家事の効率化」というのがあると思っています。
家事で時間のかかる作業はなにか?その1つは掃除でしょう。掃除を効率化するためには人が掃除機を使うより、ロボットに掃除してもらうのが良い、というわけで購入したのがロボット掃除機。
ロボット掃除機ははっきり言って、
- あまりゴミ拾ってくれない
- 障害物に弱すぎる
- 最終的には人間による仕上げが必要
などなど、弱点豊富です。「なんだ、これも使えないじゃん」で終わらせるのではなく、ロボットの力を最大限引き出す工夫が必要です。
- ロボット掃除機が掃除しやすいよう工夫する
- ソファやテーブルなど、家具は足の高い家具にする
- むしろできるだけ無駄な家具は買わない
ロボット掃除機が掃除しやすいようにすると、
- 自然と家がごちゃごちゃしなくなる
- 無駄な買い物もしなくなる
- お高い掃除機に思えるけど逆に節約になる。
意外に買ってよかった家電でした。
具材を切って入れてスイッチひとつ、手放しで料理できる「ホットクック」
同じく家事効率化のお話です。私はほとんど料理しませんが、奥さんにとって料理は面倒で時間がかかる作業です。
料理を効率化するためにはどうすれば良いか?その答えの1つがホットクックではないでしょうか。
具材を切って材料を入れてスイッチ入れるだけ。これで料理ができあがるという代物。味も悪くないし料理の効率化には良いと思います。
が、しかし、料理をしない私、旦那目線では、
- 料理というやつは具材を切るのが時間かかるので結局あまり効率化にならない。
- 結局、ホットクックを洗うのに時間がかかる。
- 価格に見合う効率化になっているのか?というと微妙な気がする。
なというか、20分かかる料理のうち10分の時間削減にしかなっていないような。デメリットが目立ちます。
ですが、妻的にはとても助かっているようです。
- 鍋をかき混ぜたりする時間はつきっきりになる。
- その状態で子供の機嫌が悪くなると大変。
- 短い時間の節約でも、手放しで料理にできるのが助かる。
なのだとか。多くのメリットを感じているようです。男目線では微妙でも、女性目線では大変助かる家電のようです。
ドラム式洗濯機
これは一条工務店の家を買ったと同時に買った家電です。スマートハウスを狙って買ったものではないです。
ドラム式洗濯機のメリットとしては、乾燥機能が優秀であると感じます。よく乾く。
これは他所の家では真似できない作業の効率化なのですが…私は私自身の衣類は自分で洗濯しています。
そして私の洗濯は収納まで含めて合計5分で完了します。
- 洗濯用カゴを用意し、1週間はそこに溜め込む。
- 1週間に1度、洗濯用カゴに貯まった衣類を洗濯機に放り込む。
- 洗濯&乾燥のスイッチオン
- 完了したら取り出し、衣類上・衣類下・下着・靴下などに分類したカゴに放り込むだけ
洗濯って意外に時間かかりますよね。妻の負担を減らしたいので私は自分のものは自分で洗濯します。
干したりたたむのに時間がかかるので私は、
- 洗濯物を干さない
- 洗濯物をたたまない
というようにしています。えぇ、わかっています、人によってはこのやり方は受け入れられないでしょう。でも本当に超時短なんです。
ドラム式洗濯機はテレビのニュースで度々事故の報道があります。そういったデメリットはありますが対策をきちんと行えばある程度リスクは下げられるかと考えています。
まとめ
以上のことをまとめますと、
- 一条工務店の家ならとことんスマートなハウスを目指そう!
- スマートなハウスはすべてリモコン操作できること。
- スマートなハウスはいつどこにいてもネットにつながること。
- スマートなハウスは家事の作業効率化ができること。
一条工務店の家は耐久性が高く割とノーメンテで住むことができます。おそらくそれが目的で一条工務店に決めた人も多いのではないでしょうか。
ならば、家のお手入れだけではなく、日常生活も自動化・効率化してしまいましょう。時間をお金で買う、時間はお金以上に大切です。