結婚したとき、こどもが産まれたとき、人生の大きなイベントの付近で家を買おうと考えますよね。
いざ家を買うとしてもその金額の大きさにおどろいてしまいます。
住宅ローンで家を建てることになる方がほとんどでしょう。
”今の給料のままではとても買えないな…”と思われる方も多いのではないでしょうか?
そこで陥りがちなのが、”あとXX年後には給料はこれぐらいまで上がっているだろう!”という考え方です。
これはとても危険な考え方であると言えます。
今回はその詳細について書かせていただきます。
目次
家は給料が下がることを想定して買うべき3つの理由
転職するかもしれない
今の仕事が順調であれば良いのですが、何が起こるかはわからないものです。
突然変な人と仕事をすることになったり、
自分には合わない仕事、部署へ異動させられたり、
病気になってしまったり。
今は想像できないかもしれませんが、転職する可能性は常にゼロではありません。
そして、転職をするとだいたいが給料が下がる傾向にあるようですね。
昇給しない、昇格しないかもしれない
“よくて部長止まり”などという表現があったりします。
会社で仕事をしていればわかると思いますが、役職の椅子の数は少ないです。
役職につける人は一握りであり、さらに上に上がる人、生き残れる人はもっと少ないです。
それに昇格すればそれだけプレッシャー、ストレスも多くなります。
“このポジションのままがいい…”などと思うこともあるでしょう。
家を買う時は昇格は視野に入れないほうが良いですね。
減給する、降格するかもしれない
一番怖いのが降格です。
日本の会社は未だに古い習慣が残っているところも多く、だいたいが年功序列です。
今の時代は、給料は上がりにくくとも、給料が下がることも少ないと思われます。
一度上げてしまった給料は簡単には下げられない。
だからこそ給料が上がらないのかもしれませんね。
それだけに、降格、減給が一番先読みしづらいポイントだと思います。
先読みしづらいポイントであるだけに、今の給料の状態でゆとりある生活ができるよう住宅ローンを組むべきでしょう。
おわりに
ちなみにわたしは転職なし、昇給なし、減給なし、という想定で住宅ローンを組みました。
今の時点の給料で少しゆとりのある生活ができています。
この先、必死にがんばって昇格を狙う必要もないです。
ゆえにストレスのコントロールはしやすいかもしれませんね。
ストレスの多い環境に飛び込まざるを得ない状況になり、病気になってしまっては意味がありません。
家を建てるのに夢を抱いくのはいいですが、給料が上がることは夢を見てはいけないようです。