莫大な借金を背負うのだから、地震なんかで家が壊れてしまっては困る!
みなさんご存知の通り、日本は地震大国です。
地震が多いのですから、地震に強い家がほしくて当然です。
地震に強い家ってなんでしょうか?
耐震性でしょうか?それとも制振、免震?
今の時代は、建売住宅でも十分な耐震性を持っています。
地震による倒壊を防ぎたいのであれば、耐震性も大事ですが活断層から離れて住むことを意識すべきです。
地震は活断層で発生し、活断層が震源となります。
活断層の近くに住めばそれだけ強い地震が発生する確率が高まります。
地震が強ければ強い地震が発生するような場所から離れた場所に住みましょう。
「でも活断層から離れて住むって言ってもどうすればいいの?」という方もいらっしゃいますよね。
活断層について調査している方々がいて、活断層の地図を作っています。
それを参考にすれば良いのです。
目次
地図から活断を探す方法
それでは方法を説明させていただきます。
まず最初に、下記のサイトを開きます。
左側サイドバーにある「都市圏活断層図を見る」より、活断層を探したい地域を選びます。
ここでは「関東地域」で説明します。
関東の地図が表示されました。
四角で囲まれたピンク色の箇所が調べることのできる地域です。
ざんねんながら日本全国すみずみまで完璧にカバーしているわけではありません。
出典:都市圏活断層図 関東地域整備範囲|国土地理院
ここでは断層の多い「横須賀」を選びました。
地図の上の黒い線、赤い線、それぞれの破線、これが活断層です。
これらの線が家、土地の近くにあるのかないのかをチェックしましょう。
出典:地理院地図|国土地理院
活断層の探し方の説明は以上です。
こうやってチェックすることで、活断層近くの家、土地を買ってしまうというリスクは減らすことができます。
強い地震が発生する場所から離れて住むということも可能になります。
もう少し詳しい地図の見方
赤い線、黒い線、それぞれの破線が活断層と説明させていただきました。
これを避けるのは絶対条件ではありますが、ざっくりとした説明でもあります。
もうすこし詳しい地図の見方、地図に記載された記号の説明は以下になります。
地図上の記号について、活断層に関連するものをピックアップしています。
この図に記載された記号がこれから買おうとしている家、土地の近くにあるようならば要注意です。
赤い線、黒い線、それぞれの破線、記号の意味の詳細は以下になります。
出典:都市圏活断層図 利用の手引|国土地理院
基本的にはどれも注意すべきものです。
その中でも繰り返し地震が発生する確率が高いのは赤い線です。
その他は不明確だったり、推定だったりします。
だからといって大丈夫というわけではなく、怪しいところには近づかないのがベターでしょう。
活断層以外にも、横ずれ縦ずれ、地震断層、活断層露頭…。
よくわからないものがたくさんありますよね。
これらも活断層と同じように離れるべき対象です。
建物の真下で横ずれ縦ずれが起これば確実に倒壊します。
同じ場所で同じことが起こるとも限りませんが、過去にそういった歴史があるのであれば、警戒すべきです。
おわりに
強い地震が発生する場所に耐震性の高い家を建てるより、強い地震が発生しないと思われる場所を探しましょう。
「耐える」よりも「回避する」ことが大切です。