持ち家か賃貸か、この論争はいつまで経っても終わりませんよね。
“icublog 家と生活”をご覧になっている方はおそらく大半が持ち家派だと思っています。
今回はそれが正しいのだと後押しするような記事になっています。
以前の記事にもちらっと書いたことがあるのですが、わたしの両親はアパート経営をしています。
そんな両親も、持ち家派です。
こんなことを言って賃貸派がいなくなってしまうと困ってしまうんですけどね。
今回は賃貸における、意外なリスクについて書かせていただきます。
目次
年金のある高齢者は優良な入居者?
アパートの入居者が決まると、入居者の情報が経営者のところに届きます。
そこには年収や仕事など、こまかな情報が記載されています。
もちろんそこで”この人は収入が不安定だな〜”、”年収が少ないのに払っていけるのか〜?”なんて判断すれば断ってしまいます。
アパート経営者は家賃不払いを一番おそれます。
そういう点では、今の時代のおじいさん、おばあさんは年金もあるため、一見安定した収入があるように見えますよね。
東京のど真ん中!というような場所でなければ、年金で十分家賃を払うことは可能でしょう。
しかし、そこにはわれわれ借りる側?には見えない意外なリスクを気にしているのです。
アパート経営者が高齢者をきらう理由は”死亡リスク”
縁起が悪いお話で申し訳ありません。
歳をとるとどうしてもそういったリスクが高まってきます。
家族がいればいいのですが、孤独死というパターンをおそれています。
こういったことがアパートの資産価値を下げてしまうのです。
また、そういった話題があると、もともとの入居者も住みづらく、引越しを考えてしまいます。
そういった理由で、わたしの両親は高齢者の入居者を拒否しています。
高齢者はアパートを借りられないのか?
借りられるか借りられないかでいうと、借りられるところはあると思います。
アパート経営も商売ですから、空室の多いところでは受け入れてくれるでしょう。
もしアパートを借りられなかったとしても、公営の住宅という手もあります。
こちらもかならずしも入れるとは限りませんが。
一生賃貸のほうがお得だ、とする考えの方がいることも、その主張も間違っているとは言いません。
しかし、アパート経営者中にはこういった考えを持っている人がいることを理解しておいたほうが良いと思います。
若い頃のようにたくさんの選択肢がある、というわけではなくなりそうです。
おわりに
わたし自身も持ち家派ということもあり、どうしても意見が持ち家のほうに偏ってしまいますね。
むしろ、ここに訪れる方はそういった偏った意見、背中を押してくれるような意見を期待しているのかもしれませんが。
すくなくとも、老後のことを考えるとやはり持ち家がいいかなぁとわたしは思います。