騒音があるとわかっている街にはできれば住みたくないものです。
しかし現実は仕事や家庭、お金の事情により住まなければならないという状況の人もいます。わたしもその1人です。
自分の意思とは無関係にそこに住まなければならないというのは辛いものがあります。
でもそこで”あきらめたら試合終了”です!
今回は非公認なやり方ではありますが、わたしなりのある程度騒音を回避できる家や土地の選び方について書かせていただきます。
ちなみにわたしは厚木基地近くに住んでいるため、厚木基地を例に説明させていただきます。
目次
基地・飛行場の騒音を回避する家・土地の選び方
まず最初に伝えたいことは、基地・飛行場に近い=騒音が大きい、ではありません。
飛行ルートにある場所で騒音が大きいのです。
逆に言えば、基地・飛行場が離れていても飛行ルートにあれば騒音があります。
飛行ルートは非公開ですが、わたしなりの考えで飛行ルートを予想します。
離陸・着陸のルートを避ける
これは確実な飛行ルートです。
飛行機は必ず滑走路に着陸するし、滑走路から離陸します。
つまり、滑走路ライン上は絶対に避けるべき場所です。
着陸する側では低空飛行のため騒音が大きいです。
さまざまな方角から着陸するために飛行機が集まってきます。
着陸する体制に入る場所では集中的に騒音が発生します。
離陸する側はエンジンフル稼働のため騒音が大きいです。
すべての飛行機が離陸するライン上を飛ぶため、すさまじい騒音が発生します。
わたしの感覚としましては、離陸する側のほうが騒音被害としては小さいと思っています。
エンジンフル稼働で飛び立つため、すぐに飛び去ってしまうためです。
だからといって離陸する側近くの家はやめておいたほうが良いでしょう。
音の振動でビリビリと家が揺れます。
基地・飛行場の離陸する側であり、かつ、できる限り距離をとりましょう。
川の上のが飛行ルートになっている可能性あり、川沿いも避けるべき
上述しましたが、基地・飛行場から離れていれば騒音がない、というわけではありません。
厚木市は厚木から離れているのに騒音があるとこはあります。
このことから、飛行ルートはある程度決まっていることが予想されます。
ちなみに飛行ルートは非公開です。
件名:航空機の飛行時間帯
質問:航空機が飛行する曜日や時間帯、飛行ルートや飛行の計画は決まっているのですか。
回答:日本政府とアメリカ政府との間における合意では、「2200時から0600時まで間、厚木海軍飛行場におけるすべての活動(飛行及びグランド・ラン・アップ)は、運用上の必要に応じ、及び合衆国軍の態勢を保持する上に緊要と認められる場合を除き、禁止される。訓練飛行は、日曜日には最小限にとどめる」とされています。
飛行計画などについては、空母艦載機の着陸訓練(FCLP:Field Carrier Landing Practice)を除いては、運用にかかわる内容であるとしてそのスケジュールや飛行ルートなどは一切公表されません。
ここはある程度仮説を立てて、予想するしかありません。
わたしの仮説としましては、飛行機は万が一の事故を想定しながら飛行しているのだと考えます。
万が一、墜落などの可能性を考慮すると、一番被害を小さくするにはどのように飛行するのが良いのでしょうか?
墜落したときに被害が少ないのは、市街地や住宅街ではなく、田んぼや畑、川のラインではないでしょうか。
田んぼや畑は断続的に存在していますが、川であれば確実にラインが存在します。
よって、わたしは飛行機は川のラインに沿って飛行しているのではないかと予想します。
きっちり川のラインに沿っているとは思っていませんが、川のライン付近を飛行していると考えています。
よって、基地・飛行場近くに住む場合は川の近くを避けたほうが良いかもしれません。
過去に下記のような記事がありました。
参考:オスプレイ 3機飛行 川沿い空域がルートに|毎日新聞
リンクの記事が削除されていました。簡単に言うと、オスプレイが川沿いの空域をルートにして飛んでいた、ということです。
オスプレイも墜落が心配されていた飛行機でしたね。落下・落下物によって人や建物を損壊させないために、飛行機は川沿いを飛行するのだと予想されます。
おわりに
基地・飛行場の近くに住む時は、離陸する側でなるべく距離を取りましょう。
また予測にはなってしまいますが、近くに川がない場所が良いのではないかと思われます。
飛行ルートが公式に公開されない以上、どうしても予測になってしまいますが、ご自身でもあらゆる仮説を立て予想してみてください。