家を建てるために必須な住宅ローン。
住宅ローンには固定金利と変動金利のものがあります。
金利が固定だと月々の支払いがずっと一定なので安心ですよね。
でも変動金利と比較すると金利が少しだけ高いです。
変動金利のほうが金利は低いのですが、将来的に上がってしまい結果的には固定金利より高くついたり…。
結局のところ、将来金利がどのように変化するかは誰にもわからないためどちらがいいかは言えません。
金利が上がる下がるの予想は抜きにして、節約家なわたしが固定金利を選択した判断基準についてお話しします。
目次
わたしが固定金利を選んだ理由
1.金利を気にして眠れない夜を過ごしたくない
金利が0.1%上昇するだけで月々の支払い金額が約3,000円増えます。
変動金利の場合、支払い金額を一定にすることはできますが支払い総額は変わりません。
むしろ長期で借りることになる分増えます。まったく解決になっていません!
多少高かったとしても、安心して生活したいものです。
変動金利で住宅ローンを組んだ友人がいますが、毎月金利の動きを気にしています。
金利が上がったり下がったりで一喜一憂する生活です。わたしは気が弱いタイプですので、夜も眠れなくなりそうだったんです。
2.金利が1%下がることはほぼない、しかし1%上がる可能性はある
金利が上がる下がるの予想の話ではありません。かんたんな算数の話です。
現在の金利はフラット35で1.35%です。
金利がマイナスになることがないことを考えると、ここから1%下がることはほぼ100%ありえないです。
お金である以上下限があり、現時点でその下限が見えています。
しかし、1%〜10%、あるいはそれ以上上がることはあり得る話です。
上限が100%とまでは言いませんが、現在の金利が上限ではないためです。
世はマイナス金利時代に突入するのか?
お金払ってでも借りてほしい時代が来る?
現在の日本はゼロ金利時代に突入しようとしています。まだここまではきていませんが、いずれお金を払ってでもお金を借りてほしい、という時代が来るかもしれません。
お金を持つのにお金がかかる。これが個人にふりかかってきたら怖いですよね。
お金は持っているのではなくどんどん投資に回すべきだということでしょう。投資でなくても、家を買うためにお金を借りるでもいいんです。
あなたが背負う借金はお金を貸す側にとっては投資になるのです。
マイナス金利になるなら変動のほうが良いのか?
いつかマイナス金利になるのであれば、変動金利のほうが良いのではないか?と思ってしまいますよね。
わたしは株やFXなどいろいろやってきましたが、そこでわかったことがあります。人は未来を予知する力はないってことです。ほんの数分先のお金の動きすらわからないものです。
予測はできますが予知はできない。きっとマイナス金利になるだろうということを見込んでローンを組むのはキケンです。
そういう魂胆でローンを組むと、金利が上がることを想定していないケースが多いため、金利が上がって破産してしまう可能性があります。
わたしのおすすめはやっぱり固定金利です。今わかっている金利で固定してしまい、将来の計画を立てるべきです。ちょっとした金利の変動で生活の基盤がゆらぐようなことはあってはならないのです。
固定金利にして金利が下がった!やっぱり変動にしておけばよかった!と思うときもあるかもしれません。ですが、そのときはそのとき、途中から変動金利に借り換えるか、固定金利の借り換えを行えばいいと割り切ってしまいましょう。
最近、わたしは変動金利への乗り換えも視野に入れています。実際に住宅ローンを組んでみると気持ちが変わるところがあるのですが、家を買うときってお金の心配が大きくてつい弱気になって固定金利を選んじゃうんですよね。
おわりに
- 住宅ローンを固定金利金利にした理由は金利変動で一喜一憂したくないから。
- 金利がマイナスになる可能性は限りなく低いが、プラス方向に大きく振れる可能性は十分考えられる。
- 必ずしも固定がいい!変動がいい!とは言えない。未来の金利がどうなるかは誰にもわからない。
- 柔軟に、状況に応じて固定、変動に後から切り替える、という考えでいたほうがいい。
2010年あたりだとフラット35で2.5%ぐらいの金利になっています。2004年あたりだと3%超えのときもありました。
ゆえに、マイナス金利はないけどプラス方向に行くほうがありえるというわけです。
ただし、わたしももう少し変動金利について勉強して、良さそうなら借り換えてみようかと思っています。
というのも、わたしはスーパーのイオンでいつも買い物しているのですが、イオンの住宅ローンに借り換えするとお買い物が常に5%オフになるらしいんですね。
わたしはイオンとイオン北海道の株主でもありまして、
- イオンの株主優待で3%キャッシュバック
- イオン北海道の株主で1,000円毎に1枚使える100円券(実質10%オフ)
さらにイオンクレジットカードを使って1%還元、普段の買い物だけでも実質14%の割引を効かせて買い物をしています。ここにさらに5%オフが加われば実質20%オフ!普段の生活のお金が20%オフになるなら、金利が変動したとしても十分もとが取れそうです。