我が家は一般的には広いと思われる、20帖超えのリビングです。
首都圏では大きな土地を確保するのは難しく、我が家は30坪程度の家です。
それかかわらず、リビングだけは広くしました。
わたしなりに広いリビングにはメリットが多いと判断しました。
しかし、狭い土地に広いリビングを作ってしまったがゆえに、犠牲になってしまったものがあります。
それが収納です。
今回はわたしがリビングに収納を作らなくて失敗したなぁという経験談を書かせていただきます。
目次
大きなものを置く場所に困る
たとえば掃除機です。
収納があればそこにしまっておきたいところですが、我が家ではリビングに掃除機が置かれています。
ダイソンのようなおしゃれな掃除機であれば、あえて見せる収納をしても良いかもしれませんね。
しかし我が家はマキタという業務用の掃除機です。
質実剛健な掃除機ですが見た目がよくない、これから仕事をはじめるの?と思わせます。
これは人目につかないところに隠したかったです。
別の階への往復が増える
一般的な家庭であれば、リビングは1階にありますよね。
リビングに収納がないと荷物を置いたり、取りに行ったり、往復回数が非常に多くなります。
時間も無駄にしてしまいます。
逆にこれはいい運動になるとも言えますが、50〜60歳となっていくと正直きびしそうです。
収納がない、ということは、時間すらも無駄にすることにつながるのです。
結局リビングにタンスを置く
リビングに収納がないので、タンスなどの収納を購入し置いています。
リビングの間取りとしては20帖を超えていますが、結局タンスなどが場所を取ってしまい、狭くなってしまいました。
さらに、別途収納を用意することにはデメリットがあります。
家を建てる時に収納を作ると、天井の高さまで収納がありますが、購入したものはせいぜい腰の上の高までです。
空間を無駄にしています。
それならば最初からリビングに収納を用意すべきであったと後悔しています。
収納を削ることで広く、コストを削減したつもりでしたが、これは失敗です。
おわりに
わたしから言える結論は、収納はお金を出して買え、ということです。
収納にはお金を出す価値が十分にあります。
しかしその一方で不要な収納もあるはずです。
あまりにも多くの持ち物を持っているのであれば、収納を増やすより持ち物を減らすことを考えたほうがいいかもしれません。
この記事を参考にして、満足のいく良い家を建てるお手伝いができたらうれしいです。