家を建てる、なんてことはほとんどの人が一生に一度しかない経験です。
当然ですが失敗なんてしたくはないですよね。
家は3回建てないと気が済まない、と言われることがあります。
家を建てる前はそんなことないだろ〜と思っていたわたしですが…。
実際に家を建ててみると、ああすればよかった、こうすればよかった、と思うところが結構あります。
“icublog 家と生活”ではいくつかの失敗談を記事にしてきました。
今回は現時点でもまとめを書かせていただきます。
目次
間取りで失敗
収納がない
首都圏では大きな土地を確保することが難しかったり、コスト削減の都合で、我が家ではリビングの収納が仕分け対象になりました。
その結果、リビングに新たにタンスを購入して置くことになり、結局リビングは狭くなるし、タンスの上の空間が無駄になってしまうしで効率の悪い結果となってしまいました。
収納にはしっかりお金をかけなくてはいけませんね。
吹き抜けはいらなかった
いくら高気密・高断熱な住宅でも、吹き抜けがあると家はあたたまりにくいですね。
最近ではリビング階段とか流行っていたりしますが、それをやるとリビングがあたたまりづらくなりそうです。
部屋があたたまりづらいと光熱費も上がりますし、何より快適さが損なわれてしまいます。
デザイン的にはいいと思うのですが、性能に特化させたいと考えるのであれば吹き抜けはないほうがよさそうです。
家の広さ
上述しましたが、首都圏では大きな家を建てるのがなかなか難しかったりします。
大きな土地も売ってないし、坪単価が高いし。
そうなると、できる限り効率の良い間取りにしようと考えるんですよね。
我が家では廊下のない家にしました。
通路なんてそんな広くある必要ないだろう、と思っていたのですが、廊下がないほうがなぜか家が狭く感じるんです。
効率的には良いはずですが…結構気持ち的に違いますね。
“うちは廊下を作れないぐらいに狭い家”という気持ちになってしまいます。
また、各部屋も5帖だったりします。
5帖か6帖か、ここらへんがおそらく境界なのではないでしょうか。
実際に5帖の部屋を2つ作っていますが、気持ち的に狭く感じています。
アパート暮らし時代は6帖の部屋があったため、そのように感じさせるのでしょう。
以前住んでいた部屋より狭い部屋になると、がっかり感は否めません。
せっかく高いお金を出して家を建てたのに。
オプションで失敗
洗面所・脱衣所の設備
我が家の洗面所・脱衣所にはホスクリーンという、天井に吊るすタイプの物干しオプションがあります。
洗濯してすぐに干せるようにと洗面所・脱衣所につけたのですが、これがちょっと失敗でした。
部屋が狭いせいか、すごく匂いがこもります。
そして狭いせいで、洗濯物を干すとしゃがみながら移動することに。
ホスクリーンというオプションはとても画期的でいいオプションだと思うのですが、洗濯物はやはりそれぞれ自分の部屋で干す、ぐらいがちょうどよさそうです。
ナノイーのつける場所
ナノイーは匂いを除去したり、空気を清浄したりする優れたオプションです。
このオプションこそホスクリーンとセットでつけておくべきだったなぁとすごく後悔しています。
ナノイーは匂いを取るだけのものではなく、カビ菌、ウィルス、アレル物質なども抑制する効果があります。
我が家ではリビングに3つもつけています。
無駄ではないと思いますが、すごくバランスは悪いですね。
食洗機の大きさ
多くの方が食洗機によって洗い物の作業が楽になっているようです。
しかし、我が家では食洗機を使っていません。
設備はあるんですけどね。
その理由は、全然食器が入らないからです。
我が家の食器の形や大きさがよくないというのもあります。
それでも4〜5人ぐらいの家庭で考えると、深底タイプの食洗機を洗濯したほうが良いでしょう。
あるいは、食洗機はなしにして収納を増やす、とか、そっちのほうがよかったかもしれません。
おわりに
ここまでにいくらかの失敗談を書かせてもらいました。
細かいところはまだまだあるのですが、いったんここでまとめ記事を作成してみました。
みなさんの家づくりにとって、少しでも失敗を減らすことに貢献できたらうれしいです。