家の間取りを考えた時、廊下を削るかどうか悩んでいる人がいるかと思います。廊下ってぶっちゃけ無駄スペースですよね。
でも廊下ってどこの家にもあるし、なくしたら変じゃないかな?そう思ってはいませんか?
我が家は廊下がほとんどない家です。畳1.5枚分しかありません。本当はゼロにしたかったぐらいですが、都合上これだけは必要でした。
そんな我が家にお客さんが来た時、廊下のない家をどう思ったのか、その感想について書かせていただきます。
目次
廊下のない家は変なのか?
廊下のない家にしようかどうかと迷っている方は廊下をなくすことに抵抗があるのではないかと考えています。あって当たり前のものですからね。
変なのかどうかと言われると、おそらくですが変ではないのだと思います。
友人は変だとは思っていない模様
気をつかっている可能性はありますが、別に廊下がないことが変だとは思っていないようです。まぁわたしは首都圏に家を建てていますので、土地が小さく大きな家を建てられませんからね。そういう事情も含めて仕方のないことだと思っているのでしょう。
限られたスペースを最大限有効に使うにはやはり廊下をなくしていくしかないんです。友人も同じような考えを持っていたのだとわたしは思っています。
仮に変だなぁと思うような人がいたのだとしても、首都圏ではまとまった大きな土地を手にいれることはむずかしいです。
廊下をなくせば部屋が狭くなる。部屋が狭いほうが『こいつんちのリビング狭いなぁ…』と思われてしまうでしょう。わたしはそっちのほうがイヤですね。
廊下がないことに対して違和感はない
むしろ廊下がないってことに友人は気づいていませんでした。言わなきゃわからないということです。
たとえばあなたが友人の家にいったとき、『あれ、この家廊下がないなぁ…』と思うでしょうか?廊下なんてあまり着目しないところなんだと思います。
わたしだったら廊下には興味ないので、リビングはどうか、キッチンはどうか、こういったところを見ます。家におじゃましたとき、早くリビングやキッチンを見たい!という気持ちがあって、廊下なんて眼中にないです。
わたしも何軒か友人の家におじゃましていますが、もしかしたら気づいていないだけで友人の家も廊下なんてなかったのかもしれませんね。
建売の間取りは見たことはあるでしょうか?首都圏の建売はわりとスペースを有効に活用いしょうとして廊下のない家があったりします。気になる方は一度建売住宅の見学に行くのも良いでしょう。
移動距離が短くて済むため便利そう
これは両親の感想です。家に廊下がないとその分だけ移動距離が短く感じられます。実際はその分部屋が広いだけなので移動時間は変わらないのですが。
わたしの両親も今は60半ばで身体が若い頃のように満足には動きません。足腰が弱っています。そういった人にとっては移動距離が短いというのは大切なポイントなのでしょう。
楽に移動できる、これは老後の生活に向けたアドバンテージになるようです。わたしの両親は廊下のない家を絶賛していました。住み心地も悪くはないです。
部屋が広い!
わたしの家は30坪という小さな土地ですが、リビングの広さは20帖以上あります。無茶しすぎ!と思われるかもしれませんが、リビングは家族みんなが集まる場所ですので広くしたかったのです。リビングを広くするためには廊下のない家にしていく必要がありました。
我が家に来るお客さんはみんな必ず部屋が広い!と言ってくれます。うれしいですよねぇ!この広さを実現できたのも、廊下のない家にしたためです。
部屋が広ければあとからパーティションを追加して区切ることもできたり、自由度は高いです。
ただし、一条工務店の場合はあとから壁を追加するようなことはできませんので、追加できるのはパーティションまででしょうね。
まとめ
まとめると下記のとおりです。
- 廊下のない家は変じゃない
- 言われなきゃ気づかない
- 移動距離が短くなるので老後の生活が楽になりそう
- 部屋を広くすることができる
わたしは廊下のない家については不満はありません。ただ、廊下はあって当たり前のものだと思っていましたので、廊下のない家にすることには抵抗がありました。
実際に住んでみて住み心地は悪いとは感じていません。ですが、不思議と廊下がないと家全体が狭く思えてしまうんですよね。廊下とは家のゆとりですので、ゆとりがないと狭く感じてしまうようです。
でもこの家が狭く感じるというのは住み始めてからある程度時間が経過しないと感じないことかもしれません。うちに来るお客さんはそういった感想はなかったようです。
もしあなたが廊下のない家にしようかどうしようかと悩んでいるのであれば、わたしは廊下のない家にすることをおすすめします。やっぱり部屋のスペースを広くしたほうがメリットは大きいです。