家を買って新しい生活を始める!というとなぜか新しい家具・家電がほしくなります。家具を一新するなんていうのはよくある話で、中には車まで買い換えてしまう人もいるそうです。
一方我が家はどうだったのか?というと、家具はほとんど新しいものは買っていません。家電はそこそこ買いましたけどね。
その中でも本当は欲しかったんだけどあきらめてしまった家電?の1つ、『新しいパソコン』です。
わたしのパソコンはMac miniというもので、もうかれこれ6〜7年使っています。『パソコンなんて10年使えるぜ!』というのが本音ですが、ちょっと大変のお仕事をパソコンにお願いすると全然動かないんです。
…そろそろ新しいのがほしいなぁ…なんて思って価格.comを眺めていました。
今回は現役のシステムエンジニアだとか言ってるわたしが伝えておきたい、パソコンを買うなら知っておいて欲しいポイントについて書かせていただきます。
目次
絶対に確認すべきパソコンの性能
いつもはMac推しのわたしですが、今回はあえてWindowsでお話させていただきます。というのも、わたしが副業?的なものでプログラムを組んで自動化させたい作業があるのですが、プログラミングするならやっぱりWindowsなんですよね。
というわけで、ここ最近はWindowsをいろいろ眺めていたわけです。
1. デスクトップかノートパソコン、どっち?
パソコンを買う!といったときにデスクトップかノートパソコン、どっちが良いのかで悩みませんか?
断言しますが、今の時代は絶対にノートパソコンがおすすめです。省スペースだし持ち運びに便利ですからね。小さくても性能は十分、技術の進歩はすばらしいです。
デスクトップパソコンを買ってリビングに『ドンッ!』というのはスペース圧迫するし景観を損ねるしスマートじゃないです。しかもパソコンデスクや椅子なども買い揃えなければならないし、買ったら買い替え時期も来るし捨てるにしても粗大ゴミで面倒です。
ダイニングテーブルで、膝の上で、場所を選ばず余計なゴミを増やさない、地球にも優しいのがノートパソコンです。
2. OSはWindows10かWindows7か?32bitと64bitの違いは?
Windowsは7か10かで悩むかもしれませんが、これからの時代はWindows10です。Windows8で大失敗していますのでWindows10に踏み切るべきか躊躇してしまいますよね。でもIT企業はいまみんなWindows10に移行しようとしているところです。
Windowsはサポート期限というものがあり、Windows XPのサポートが終了したのは覚えているのではないでしょうか?サポートの切れたOSを使うのは確実にウィルスに感染するといっても過言ではありません。OSの寿命を考えてWindows10がおすすめです。
そして32bitか64bitか、そもそもその違いって何?という方も多いでしょう。
小難しい話はなしにして簡単に説明しますと、『大容量のメモリを認識できるようになりました!』ということです。
ざっくり言うと、ケタが増えたのです。たとえるならば、ちょっと昔の世界は数字は10桁までしかない世界だったのが、20桁になったというイメージです。なので、ちょっと昔の世界はメモリが4GBまでしか認識できなかったけど今では4GB以上のメモリが搭載できるようになったのです。
4GB以上のメモリを搭載するために64bit OSを選びましょう。
3. CPUの妥協点はどこか
CPUはパソコンの脳、頭の回転速度の速さになります。しかし上を見るとキリがないんですよね。
なので、どこかで妥協すべきなのですがそれはいったいどこなのか?
わたしの個人的な意見としましては、『普通の人の使い方ならIntel Core i5で十分』です。i3だとちょっと不安で、i7だとオーバースペックでしょう。
その他にCeleronやPentiumなんてCPUも一応いますが、とりあえずCore i3, i5, i7、この3つのいずれかで検討しておけば間違いないです。
普通の人の使い方とは、webの閲覧やWord,ExcelなどのOffice関係、動画を見るとかその辺ですね。i5ならプログラム開発でも不自由なく戦えます。むしろCore i3でも問題ないかもしれませんね。
4. メモリは絶対たくさんほしい!
メモリはあまり妥協してほしくないところです。わたしのおすすめは64bit OSを選択したうえで、メモリは8GBを搭載してほしいです。
CPUが頭の回転速度というのであれば、メモリは記憶力です。
記憶力がいいと、いろんな仕事を並行して進められるようになります。Windowsはとっても処理が重たいOSなのですが、64bit OSだとかなりメモリの力を借りて仕事を進めてくれるようです。
メモリをたくさん搭載すべきであり、そのために64bit OSを選択したわけです。
5. ストレージはSSD譲れない
ストレージとは、ハードディスクなどの大容量記憶装置のことです。実はハードディスクは単純にファイルを保管しておくだけの場所ではないんです。
CPUが計算した結果はメモリに格納され、メモリがいっぱいになるとハードディスクに退避させます。そして必要なときにハードディスクから取り出す…。
メモリが不足するとこんな二度手間なことを何度も繰り返します。さらに、ハードディスクのアクセス速度はメモリと比較するとはるかに遅く、全体的な処理速度に影響を与えます。
そんな遅いハードディスクに代わるものがSSD!仕組みは一言で言えば『メモリ』です。ハードディスクの中身がまるごとメモリになったイメージです。
ファイルを読みこんだり、ソフトウェアを起動させたり、そういったものは全部ハードディスクに格納されていますので、起動が遅いのですが、SSDになることで速くなる、つまり全体的に処理速度の底上げが期待できるというわけです。
ちなみに、SSDは多くても256GBぐらいなので、ものすごく大量のデータを保存するのには向きません。
だからといってSSDをあきらめないで!大容量データはそもそも外付けハードディスクを買って、そちらに保存するのが定石です。なぜなら、外付けハードディスクならあとからいくらでも容量増やせますからね。
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6. ディスプレイは小さめがおすすめ
あくまでもわたしの話ですが、わたしはいつでもどこでもパソコンがないとダメな人です。オフでもパソコンを使ってお金を稼いでいたりするものでして。
携帯することを考えるとノートパソコンであり、サイズが重要になってきます。ディスプレイが小さい=パソコンそのものが小さいので携帯するなら必然的にディスプレイも小さめがおすすめとなります。
11インチだと携帯には便利なのですが本気で作業しようとするとちょっと小さいです。さらに、11インチぐらいのパソコンはたいてい性能が低いです。web閲覧だけに特化したようなパソコンですね。
わたしのおすすめは13インチで、このサイズが攻守ともに優れています。15インチになると大きいと感じるし重いし持ち運びづらい、作業用/業務用PCといっても良いでしょう。
まとめ:現役SEが本気でおすすめするパソコン
ノートパソコンで大きさは13インチ、CPUはIntel Core i5にしてコストを抑え、64bit OSにしてたくさんのメモリを搭載し処理速度を上げる。しっかり現実を見ながらもいい感じの性能を持っているパソコンはDellのInspironです。
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パソコンはやっぱりDELLがおすすめ!DELLは海外のパソコンメーカーですが、信頼性も高くITな企業ではDELL(またはHP)が多いです。
日本のメーカーのパソコンはいらないソフトが入りすぎているのですが、DELLはシンプルですっきり、ゆえに動作が軽いしコストダウンにもつながっています。わたしはどこまでいってもコスパ!コスパ!ですね。
この性能のパソコンが10万円ちょっとで手に入るなんてすばらしい時代です。ちなみにMacでほぼおなじ性能を求めると15万円ほどします。