一条工務店の家は無線LANの電波が届きにくい。
わたしは営業さんからそのような話を聞かされました。
動画は見ませんが、webの閲覧は異常なほどに多いです。
わたしはシステムエンジニアとかいう仕事をしています。
システムエンジニアは知識をたくさん持っている人ではなく、Googleをつかった調べ物が得意な人なんです。
そんなわたしにとって無線LANが使えないのは大事件です。
目次
無線LANの電波が届かないはウソ
実際に使ってみてわかりました。
ばっちり電波入ります!
2階に無線LANルータを設置していますが、1階でもどこでも電波は入ります。
あえて言うならば、端末の性能によるかもしれませんね。
わたしの携帯電話はiPhone5Cですが、まったく問題ありません。
一条オリジナルHEMSタブレットですらしっかり電波拾ってます。
そもそもなぜ電波が届かないの?
電波が届かない、電波を妨害しているやつは床暖房です。
フローリングの下は鉄板が敷き詰められています。
その鉄板が電波を吸収してしまうんです。
そのため、別の階には無線LANの電波が届きにくい、といったことになってしまうのです。
やっぱり無線LANの電波が届きにくい!
我が家では無線LANの電波がすみずみまで届いております。
しかし、中には電波が届きにくい!という方もいらっしゃることでしょう。
40坪、50坪の広い家だと、電波の届かない部屋もありそうですね。
電波が届かなければあきらめるしかないのか?
いいえ、解決方法がちゃんとあります!
無線LAN中継器で解決!
無線LANの電波が届かない、といったときには無線LAN中継器を使うのが「とってもおすすめ」です。
というか、解決法はこれ1択です。
- 1階に無線LANルータを設置。
- 2階でパソコンやスマホを使ってインターネット接続する。
2階でインターネット接続の調子が悪いと感じたら、階段付近に無線LAN中継器を置いてください。
これでほとんどのケースで解決できます。
解決できない場合はさらに無線LAN中継器を買い足します。
なぜ無線LAN中継器なのか?
それは無線LAN中継器が「リピータ」だからです。
「リピータ?なんのこっちゃ?」
簡単に説明しますと、複雑な処理は一切せず電波だけを中継する機械、ということです。
電波の範囲を広げる、距離を延長するといった目的にはこのリピータと呼ばれるものがもっとも適しています。
ルータを複数台つなげるのはダメ!絶対!
おすすめしないのがルータを複数台つなげることです。
というかネットワークの知識がない方はやらないでください。
無線LANルータと無線LANルータをつなげれば距離伸びるじゃん、と思われる方も多いことでしょう。
これ、間違いです。
無線LANルータというものは親機と呼ばれるものです。
一方、無線LANルータが飛ばした電波を拾うのは子機と呼ばれます。
では、無線LANルータ同士をつなごうとしたらどっちが親?どっちが子供?
無線LANルータを複数台つなげるには、一方を「ブリッジ」にしてあげなければなりません。
ブリッジとは、先ほど登場したリピータより上、ルータ未満な位置づけです。
同一ネットワークにルータが2台存在すると、最悪の場合ネットワークが落ちます。
(正確にはルータが持つ機能DHCPサーバが同一ネットワークに2ついるとネットワークが落ちます)
ルータは特別な理由がない限り、1つの家庭に1つのルータで良いのです。
番外編:無線LANルータを高性能なものにしてみる
無線LANルータはメーカーによって電波の品質が異なります。
わたしが体感してきた感じでは、NECの無線LANルータは安定してつながりますね。
ルータなんてものは基本的になんでも良いです。
一般的なユーザにとってはルータの機能の違いを感じることはありません。
大切なのは電波の品質、安定感です。
逆に言うと、わたしはバッファローの無線LANルータはあまりつながりが良くないなぁと感じています。
まぁ今はわけあってバッファローの無線LANルータを使っていますが。
おわりに
無線LANがつながりにくいと思っていた方、これで解決できそうでしょうか?
解決方法としては、無線LAN中継器を買うか、性能の高い無線LANルータに変えるか、このどちらかになります。
わたしのおすすめとしては、すでにルータを持っているかと思いますので、買い足す感じで無線LAN中継器がおすすめです。