部屋に鍵をつけるかどうか、悩むことはないでしょうか。
鍵を取り付けると、部屋にこもってしまうかもしれないということを考えると安易にすべてのドアに取り付けられません。
そのように考え、我が家ではあまり鍵付きのドアを作りませんでした。
その結果、今になっていろいろと厄介な事態に陥っています。
目次
子供の成長を想像できていなかった
子供がドアを開けられるようになる
子供が成長してドアを開けられるようになりました。
成長は喜ばしいのですが、ドアを開けられるようになったことで世界が広がりました。
今まではリビングの中だけ、絶対に安全な空間を作ってきました。
大量のジョイントマットを敷き詰めたり。
その安全な空間の外に出てしまうので一生懸命がんばった対策が意味なしです。
子供がドアを開けるなんてもっと先の話、言葉を覚えるほうが先だと思っていました。
寝ている間に部屋の外に出てしまう子供
大人たちが寝ている隙をついて部屋の外に出てしまいます。
まだまだ目が話せない年頃で、なんでもかんでも口に入れてしまうんです。
そこらへんのゴミとかホコリとか、なんでもです。
たまたま物音がして大人たち起きたから良かったものの、ずっと気づかないままだったらと思うと怖いですね。
1人で暗い階段を昇り降りしてたら本当に危険です。
階段から転落する一歩手前!
ドアを開けられる、ということは最悪の場合は階段から転落、ということもありえます。
その他にも、脱衣所のドラム式洗濯機の中に入ってしまう、なんていうことも考えられますね。
我が家では早急な対策が必要です。
とにかく、親の目を盗んで部屋の外に出れること、安全対策のできていない部屋にはいれてしまうこと。
これが危険です。
鍵を取り付ける以外の対策
柵を取り付ける
もっとも有力な対策はこれですね。
すでに家を建ててしまった方はドアに鍵をつけるよりもこちらで対策したほうがよいかもしれません。
将来的に寝室が子供の部屋になり、子供が鍵付きの部屋にこもってしまう、なんてことを想像すると。
鍵が必要な時期は今の時期だけ、一時的なものですから。
すでに我が家では上記の製品を1つ持っています。
注意が必要なのはサイズです。
実はわたし、サイズを間違えて一度失敗しています。
必ずサイズ、ドアの幅を測ってから購入しましょう。
ちなみに我が家は一条工務店で建てており、ドアの幅は約70cmです。
参考程度に。
ドアノブの向きを変える
子供がドアを開けてしまう対策として、ドアノブの向きを変える、というものがあるようです。
普通はドアノブの向きが水平方向ですが、これを垂直にしてしまう、というもの。
ドアノブを垂直にし、横方向に倒してドアを開ける。
大人は開けられるけど子供は高さが足りなくて開けられなくなります。
これはインターネットで検索すると、結構数多くの事例がヒットします。
わたしもいろいろがんばってみたのですが…できませんでした!
- URL=
ドアノブの向きを変える、は危険!?
ドアノブの方向を変えるのがコストがかからずいいなぁと思ったのですが、どうがんばってもできません。
なので、メーカーのほうに直接問い合わせてみました。
ちなみに、我が家は一条工務店で家を建てており、ドアのメーカーはNAGASAWA、長沢製作所です。(ドアの金属部分に「NAGASAWA」と書いてあります。)
問い合わせた結果は下記の通りです。
私どもメーカーとしましては、
正常な使用方法以外は避けて頂きたいと考えております。
レバーハンドルを縦にして使用した場合にどのような不具合が発生するか?の
検証を行なっておりませんので、
何らかの事故が起こっても責任を持てませんのでご理解下さい。子供さんのいたずらを防ぐ為に、
鍵付の物に交換して頂くことをお勧め致します。
ここで注目すべきは、「どのような不具合が発生するか?」というところです。
一番怖いのは、ドアが開かなくなってしまうケースです。
最悪の場合、子供が部屋に閉じ込められてしまうなんていうこともあるのでは。
インターネットではドアノブの向きを変えて子供のいたずら防止、なんていう情報が出回っていますが、最悪ケースを想定するとこれはやめべきです。
ちゃんとお金をかけて、鍵付きのドアにするか、柵を取り付けるか、どちらかにしましょう。
おわりに
まだ間取りを設計中の方はぜひ子供のいたずら防止にドアの鍵を考えてみてください。
もし、すでに家を建てしまって子供のいたずらに困っているのであれば、お金を出して柵を買いましょう。
くれぐれもみんながやっているから、といってドアノブの向きを変えるのはやめたほうがいいです。
子供が閉じ込められたらお金以上に大切なものがなくしてしまうかもしれません。