わたしは一条工務店のi-cubeを建てて住んでいます。
神奈川県の中央エリア、30坪程度の小さなお家ではありますが、おおむね満足しております。
特に家の性能については大満足です。冬はとてもあたたかく、病気知らずの生活ができています。身体の冷えがなくなるだけでだいぶ体調良くなりますね。
ですが、春先にめっちゃくちゃ体調を崩しました…。原因のおおもとはたぶん外構業者です。
目次
夢のダイヤモンド・ウィーク
わたしは春先…というか毎年のことなのですが、体調を崩します。
季節の変わり目というのが大きな理由ではあるのですが、なぜ季節の変わり目に体調が悪くなるのか?
その理由は、『庭の雑草』です。雑草を処理したあとに体調が悪くなります。
雑草の種類にもよりますが、アレルゲン物質を持っているやつがいます。あまりにも種類が多すぎて特定ができないのですが、雑草の処理をするたびにわたしの喉・鼻がやられます。
- 喉が痛くて食べれない
- 鼻が完全に詰まって眠れない
- 病院で強力な薬を処方してもらう
今回はかなりひどくて会社を4日も休んでしまいましたよ…。ゴールデン・ウィーク直後に4日も休んだので、ダイヤモンド・ウィークになりました。
我が家の外構の問題点
雑草多すぎ!
(…写真忘れた)
我が家の土地は35坪で、家が30坪程度です。ゆえに、庭の大きさなんてものはかなり少ないです。
小さい庭ではありますが、人が通ったり小さな子供用プールを置くぐらいのことはできます。なので、雑草が生えるぐらいのゆとりはあるし、手入れをしないとみすぼらしくなります。
春先になると雑草がすさまじい勢いで成長し始めます。やつらはなぜあんなに生命力が強いのか。
というより、なぜ防草シートをしっかり敷いているはずなのに雑草が生えてくるのか?
防草シートは強いているはずなのに…
我が家の外構は、できるだけ手入れをしたくない、メンテナンスフリーをテーマにしていました。
なので、おしゃれな外構によくある、
- 草木を植える
- 芝生を植える
といったことは一切していません。
- 車一台分のコンクリートと残りは砂利
- これだけですが150万円。
オープン外構ではあるのですが、おしゃれさは全くなく、ただ単純にコンクリートと砂利を敷いただけです。ちょっとわたしがイメージしていたのと違う…。
外構の施工面積は10坪くらいしかないのですが…この金額って妥当なのでしょうかねぇ…?
個人的には『割高だなぁ!』とすごく感じていました。割高でデザインがダサくても、メンテナンスフリーならいいや、と妥協していました。
ですが、実際には雑草がめっちゃくちゃ生えてきています。全然メンテナンスフリーじゃない。
よく見るとべろべろにめくれあがっている
雑草を抜いている時に気づいたのですが、よく見ると防草シートがめくれあがっている箇所がたくさんありました。
『いや…こんなに隙間があったら、そりゃ雑草生えるわ…』
と思うぐらいに。
12月に家を建て、4月頃に雑草があまりにも生えすぎているということで外構業者にクレーム。その結果、雑草は駆除してくれました。一応、補修もしたとのことだったのですが…。
それでもまた1ヶ月経過ぐらいで雑草が生えてきてしまいました。次は別の業者に依頼し、完璧に駆除されました!
その後1年間はまったく問題なかったのですが…今年の春先、また雑草が生えてきたというわけです。
わたし自身が雑草を駆除してわかったことが、防草シートがめくれあがっている箇所があり、その隙間から雑草が生えてきていた、ということです。
作業が雑すぎる
防草シートがめくれあがっていたり、隙間があったり、施工に問題があるなぁと思う箇所がたくさんあります。
保証期間は終了しているし、別の業者にも見てもらっているので、もう責任の所在がわからない…。
ですが、わたしは一条工務店が連れてきた外構業者に問題があったと考えています。
なぜなら、最初から雑草がめっちゃくちゃ生えまくってきていたからです。最初から問題があった、ということです。
何が問題だったかというと、
外構業者が持ってきた土が悪い
一番問題なのは、外構業者が持ってきた土にあると考えています。土に雑草が混ざっていたのでしょう。
わたしの家の隣も住宅なのですが、雑草がほとんど生えていません。お隣さんの建売住宅なんておそらく庭を完全放置しているはずなのですが、わずかしか雑草が生えていない。
あきらかに同じ地域なのにわたしの家と隣で雑草の生え方が違います。
また、わたしの家と隣の家に、今はまだ誰の土地でもないわずかな隙間があります。そこは完全に土であり雑草が生えるには最高のスペースです。なのに!雑草が生えていない!
なぜか防草シートを敷いているはずの我が家にだけ雑草が生えています。
もともとの土地には雑草はなく、外構業者が持ってきた土に問題があったのだと私は思っています。
防草シートの敷き方が悪い
雑草の駆除をしているとよくわかるのですが、そもそもの施工の仕方が悪いです。
防草シートは敷き詰めたあとに杭を打つなどして隙間がなくなるようにしています。
ですが、我が家の場合はあくまでも敷いてあるだけです。しかも、防草シートを敷いたあとに砂利を敷き、その上に次の防草シートを敷く、といった施工がされています。
本来であれば、防草シートをすべて敷き詰めたあとに砂利を敷くべきでしょう。
手順が違っているおかげで隙間がたくさんできてしまっています。
庭に砂埃が舞い込む
これは外構業者は悪くないと思っているところです。
どうしても風などで家に砂埃が舞い込んできます。
その砂埃が砂利にのっかり、雨で流され沈む。砂埃も貯まれば土になり、そこに雑草が根を張る。
こういった雑草は抜きやすいし、ちょっと砂利をどかしてやるだけで根こそぎ除去できます。
まぁこれは仕方がないですよね。
外構業者にやる気がなかった
これはわたしが勝手に思っていることですが、わたしはなるべく外構に費用をかけたくなかったのです。
ゆえに、外構業者もあまり利益にはならず、『受けたくない仕事』だったのかもしれません。
打ち合わせの時点でも外構業者の機嫌の悪さがすごく伝わってきました。『こんな仕事うちに頼むなよ』、的な。
外構工事は安く済ませようとしたって、そこに人を割り当てるし機材も運搬します。リソースが拘束されてしまいます。
どうせ仕事を受けるならガツンと大きくやってしまいたいのでしょう。逆に言うと、安く済ませようと思っても高くつく、安くしようとするほど割高になるってことです。
我が家なりの雑草対策
とりあえず雑草はすべて抜きました。
その結果、雑草が発するアレルゲン物質のせいでわたしは思いっきり体調を崩しました。雑草たちの呪いです。
防草シートは100%完璧なものではないということは理解していますが、あまりにも雑草が多すぎます。これについては外構業者も認め、保証の対象となるほどでした。
ですが、修正すらも甘く、保証期間が終わり、見事に逃げ切り成功です。
100万円~200万円払ってどこかに修正依頼をするか、真剣に考えています。
とりあえず今は除草剤を撒いて雑草を枯らしています。これで子供は庭で遊べなくなりましたし、除草剤を巻き続けるという手間と維持費がかかります。
安く、メンテナンスフリーにしたかったはずが、まったくそうなっていません。
わたしの中では、一条工務店の家を建てて失敗したことの5本の指に入る失敗です。一条工務店が連れてきた外構業者がダメすぎた、という失敗。
まとめ
- 外構は安くしようとすると割高になる
- メンテナンスフリーのはずがメンテしまくり
- 一条工務店の家は低ランニングコストが売りなのに外構だけ高ランニングコスト
- 本気で100万円~200万円かけて再施工を検討中
- 一条工務店が連れてくる外構業者の品質に疑問
わたしが外構業者を一条工務店にお任せした理由は、別業者にすると保証が効かなくなるから、というものでした。
ですが、わたしとしてはやはり外構業者は自分で探したほうがいいかも、と思います。
保証のことは置いといて、やっぱりこういう業者っていうのは裏で、
- 仕事が入札制度になっている
- 『不正な談合』とかしてない?
あんまりおおやけにはできませんが、工事関係って談合多いですよね。表向きには出てきませんが、暗黙的にやっているイメージがあります。わたしの知り合いも…やってましたし。
だからこそ、外構業者は自分で調べて、選ぶべきだと思うのです。ネットで検索すれば外構業者が腐るほど見つかりますからね。
わたしは大外れを引いた感が強いですが、そのうちこの責任の所在をダメ元で一条工務店にぶつけてみようかと思っています。