わが家の失敗したことのひとつに外構工事があります。今までは家の中の話を中心に話してきましたが、外構でもよろしくないところがあります。
わが家の外構は一条工務店がつれてきた業者にお願いしました。見積もりの時点で『うそ!わが家の外構工事高すぎ!』と思っていて、自分で他の業者を探そうともしていたんです。
ところが、一条工務店にそれを伝えると、『一条工務店が紹介する外構業者以外を使うと保証ができなくなります』というようなことを言われ、仕方がなく一条工務店が紹介した外構業者を使いました。
しかし、その外構業者、いろいろと最悪だったんです…。
目次
泣けるほど高すぎると感じた外構工事
コンクリートは車1台分のみ、残りは砂利、なのに150万!?
わが家は30坪ぐらいの土地に30坪の家を建てています。すでに家をお持ちの方であれば想像できると思うのですが、30坪の土地に30坪の家ってもう庭らしい庭なんてないんですよ。
ほっとんど空きスペースはないです。庭と呼ぶより、隣の家との距離をある程度確保するためのスペースといったほうが適切です。
理想は車2台止められるぐらいの土地がほしかったのですが、ざんねんながらコンクリートは車1台分のスペースのみです。もともと外構は安く済ませたい、っていうかこだわれるぐらいの土地がないので残りは砂利です。
なのに…なのに外構工事で150万かかりました!
一条工務店が『保証が~、保証が~』とか言うからそれでも仕方なく、本当に仕方なくその業者に150万でお願いしました。
車1台のコンクリートと砂利だけなのに150万…。
ちなみに我が家の総額は下記の記事に書いています。
外構工事の相場
ただし、実際には外構工事って安く見積もっても100万~150万ぐらいなんですよね。ただ、この金額だと車1台分のコンクリート砂利だけの値段じゃないでしょう。
どんな作業をするにしても、作業をする人や車やら道具やら、搬入するための費用など、間接的な費用がかかってしまいます。
なんといってもわが家は庭らしい庭なんてありませんからね。外構工事するスペースもホント狭いです。
門柱のライトが付かない。永久に…。
これ、致命的なミスです。
外構業者と打ち合わせをしていき、門柱も決めました。わたしが注文した門柱は夜にライトが付くタイプのやつなのですが、そのライトが灯ることはありませんでした。
これライトどうやったら付くんですかねぇ?と外構業者に質問すると、『打ち合わせ時にそういった要望がなかったのでライトは付きません』とのこと。
正直、ハァ!?って感じです。ライト付きの門柱なのにライト付くようにしてくださいってお願いしないとライトが付かないとは…。
そういったことは外構業者から提案してくれないとわからないです。わたしを含めて家を建てるなんて人はほとんどが最初で最後、一生に一回だけでしょう。そういった予備知識がなければこちらからお願いするってむずかしいです。
わたしがライトが付かないことに気づいたのは工事が終わった後でしたので、修正不可能な状態でした。修正するには一度コンクリートをぶっ壊して地中に電源(電源コード?)を埋めるのだとか。
不具合ではなく仕様ということで、わが家の門柱のライトは永久に灯ることはありません。
わたしはデザインとかには鈍感なほうなので、夜に郵便物を確認するとき手元が暗いなぁぐらいにしか思っていません。ですが、この不具合(仕様なのか?)は人によっては許されないものでしょう。
不具合発生しまくり!防草シート貼っているのに雑草生えすぎ
金額高いくせに不具合もひどかったです。防草シートを貼っているのに雑草の生え具合がひどいです。
防草シートは100%雑草が生えなくなるわけではないのですが、あまりにもひどくてクレームを入れました。
その結果、外構業者も不具合であると認識してもらえて、修正してもらいました。雑草を全部抜いて防草シートも張り直してくれました。
ところが、それでもまだ雑草が生えてくるんです…。
絶対に生えないということはないというのはわかっています。ですが、わが家のお隣さんの建売ですら雑草が全然生えていないのになぜわが家だけ?
雑草がボーボーと生い茂ってます。その度に雑草を抜くのですが…
- 除草剤を蒔くことで土壌汚染(子供立入禁止になる)
- 雑草を抜くとアレルギーが出る
雑草が生えることにより健康被害が出ています。一条工務店の家なら健康的に過ごせると思っていたのに…。
この雑草、あきらかに外来種である
実は問題となっている雑草、どうやら外来種のようです。外来種というのはたとえで海外からやってきた草ではなく、他所の土地から運び込まれた雑草という意味です。
わが家は首都圏にあり、周りも建物が多くて軽く見渡しても植物が少ないです。
そんな環境なのになぜわが家だけ雑草が生えすぎてしまうのか?その答えは、外構業者がわが家のちょっとした高低差を埋めるために持ってきた土にあるのではないかと考えています。
もともと更地だった頃にも見たことのない雑草でしたのでほぼ間違いないでしょう。で、問題となっている雑草はこちらです。
スギナはいくら引き抜いても土の中で根・茎が残り、フェニックス一輝のように何度でも復活します。
どこにでもいる雑草ではあるのですが、更地だった頃にはなかったし、近所にも生えている家がないことを考えると他所から運び込まれた雑草なんだと思います。
ただし、最近では古い家のお隣さんの雑草もお引越ししてきています。ちなみにドクダミです。古い家が混ざった土地に住むと、いろいろなものが移住してくるというデメリットがありますね。
その後のわが家の外構
雑草駆除は別業者に依頼
何度も何度も外構業者にクレームを入れて修正依頼をし、修正もしてもらいましたが、1年保証ということで無事に外構業者は逃げ切りに成功しました。
わが家としても、不具合の多い外構業者に何度もお願いするのも手間なので、お金に物を言わせて別の外構業者に雑草駆除を依頼しました。
その結果、見事に雑草が生えてこなくなりました!めでたしめでたし!
門柱は変わらず
門柱のライトはもうダメです。どうにもなりません。
こればかりはあきらめるしかないですね。コンクリートを一度壊して~ってやるとしても、一部だけ壊したんじゃ変なムラができるでしょう。全部壊すしかないかもしれません。
そうなるとコストがかさみすぎるので、おしゃれさと明るさをわたしは捨てます。
どうやったら回避できたのか?
勇気を持って外構業者を自分で選ぶ
一番わたしが後悔しているのは、保証が~と言われてびびって言いなりになってしまったことです。自分で外構業者を選んでいれば失敗したとしても後悔はなかったでしょう。
当たり前と思わない、何事も。
わたしはライト付きの門柱を注文したのでライトが付いて当然だと思っていました。しかし外構業者はライトは付けないものだと思っていたのです。
こういう小さなことでもしっかり確認しないといけないってことです。
まぁこういうのってすごくむずかしいんです。わたしにはライトが付かないという概念がそもそもないわけですから。自分の意識の外にあることを確認するっていうのはむずかしいです。
凝った外構にしても金額大差なかったかも
結局のところ、外構業者もビジネスですからね。どれだけ安い外構を依頼しても最低の金額っていうのがあるのかもしれません。
外構を安くしようとしても最低でも100万はないと外構業者も動かない、とか。いっそのこと凝った外構にしても150万で済んでいたのかもしれません。
とまぁこの辺は今となっては真相は闇の中、憶測に過ぎません。
まとめ
外構業者を自分で探す、っていう人はそれなりにいるようですね。中には親戚が外構業者で~という方もいたりするようです。
家って建物だけじゃなくて地面の中にも配管なんかがあったりします。そういったことを把握しているのは一条工務店であり、一条工務店が紹介する業者じゃないと保証ができなくなる、ということになるみたいですね。
自分で用意した外構業者が工事して配管壊したとかあったら一条工務店としてはそんなもん知らんよ、って感じですもんね。
とりあえずわが家はしばらく雑草が生えてこなければいいなぁと願うばかりです。