新築のきれいな床を眺めていると、フロアコーティングをしたほうが良いのかどうか気になりますよね。
いつまでもピカピカの床を保っておきたい、誰もがそう思うものです。
きれいな床を維持するにはフロアコーティングがおすすめです。
おすすめではありますが、我が家では採用しませんでした。
今回はその理由について書かせていただきます。
目次
フロアコーティングが不要な理由
1.物の落下は防げない
フロアコーティングは光沢を保つことはできますが、物を落下すれば跳ね返すことはできないため、傷がつきます。
床の消耗って床の光沢がなくなることよりも、物が落下して傷だらけになっていくほうが可能性としては高いのではないでしょうか。
我が家には小さな子供がいます。
小さい子供はしょっちゅう物をぶん投げて遊んでいます。
すでにかなりの数の傷が床に…。
いくら床の光沢が維持されようとも、床が傷だらけになってしまっては意味がありません。
2.ランニングコスト
フロアコーティングをするにはそれなりのコストがかかります。
フロアコーティングをすれば、床は傷がつかないというわけではありません。
光沢はあっても床は傷だらけ、そんなケースもあるでしょう。
結局は将来的に床の張替えはどこかで考えなければなりません。
そうした場合、フロアコーティングは耐久性や床の寿命を上げるためのものではないので、床の維持費に上乗せされるものとなります。
3.床は消耗品
どんなに大切にしようと、床は家の中でもっとも消耗される場所ではないでしょうか。
アパート暮らし時代や実家暮らし時代、どちらも床はボロボロでした。
アパートのほうはかなり気を使ったつもりですが、それでもなんだかんだで物を落としてしまって傷はついてしまいましたね。
きれいな床を保ちたいという気持ちからフロアコーティングを考えるのだと思いますが、きれいな床にしたいならフロアコーティングだけではむずかしいです。
物を落下させない、傷つけないように静かに生活する、そういった運用のほうが大切です。
4.フロアコーティングは不要という意見が多い
きわめつけはこれです。
だいたいのことは書いていますが、結局のところ美観を保つにはフロアコーティングでは不足、ということです。
フロアコーティングでは生活上の傷までは防げないんです。
中には業者の宣伝にだまされるな、といった過激な発言も。
まったく無意味とは思いませんが、コストに対して期待する効果が得られない、そう考えてわたしはフロアコーティングをしませんでした。
フロアコーティングが必要な理由
こちらのほうをあげるとすれば、精神的な面でしょう。
フロアコーティングをすることによってきれいな床になることは間違いありません。
そしてそれが長持ちする、これも間違いありません。
なによりも、新築のきれいな床のままであってほしい、維持したい、それをかなえてくれると思われるのがフロアコーティングです。
フロアコーティングをしておけば精神的な面で安心を得られることでしょう。
ただし、上述していますが落下物による傷などは防げませんので、フロアコーティングを過信せず注意して生活して傷をつけないようこころがけることをおすすめします。
おわりに
フロアコーティングは効果がないわけではありません。
わたしの願いとしてはきれいな床をずっと傷つかずに維持したいというものでした。
しかし、フロアコーティングではそこまではできません。
どうしようもなく床がぼろぼろになったら、我が家では潔く張替えようかと思っています。