キッチンのとなりによくつけられる”勝手口”
みなさんは使っていますか?
それとも、これから家を建てようとしていて必要なのか、不要なのか、迷っているのでしょうか。
わたしは家を建てる前から勝手口は”不要派”でした。
それでもネットの情報を見てあったほうが無難だからと思いつけました。
その結果、やっぱり”勝手口は不要だった”という結論になりました。
今回はその詳細について書かせていただきます。
目次
勝手口の使い道は?
臭いのするゴミを家の中に置いておきたくないためゴミを外に出す、というのが使い道の1つです。
わたしの場合、これだけの用途であれば不要だと思っていました。
しかし、調べてみるとこの使い道のために勝手口をつける人が多いようですね。
これに憧れて一戸建ての購入をしたいと思う人もいるようです。
アパートにはない、一戸建てにのみ許された仕様ですね。
ゴミを外に出しても解決になってない
“臭いものには蓋をする”、この言葉がぴったりですね。
家の中が臭くなくても、外では異臭が発生しています。
わたしは近所迷惑になってしまうのでは?ということが心配でした。
結局、今でも勝手口は使っていません。
むしろ、外で異臭を放つことのほうが大問題だったりするのです。
異臭に群がる虫、コバエの発生!
わたしがゴミを外に出したくない理由がこれです。
以前、アパート暮らし時代に大量にコバエが発生したことがあります。
原因はゴミです。
これだけ読むと、”なんだ、ゴミを外に出したほうがいいじゃん!”と思われるかもしれませんね。
ところが逆なんです。
コバエはいくら退治してもどんどん湧いてきます。
湧く理由は、家の中に卵を産み付けているからです。
つまり、コバエ発生源は家の中に限られるため、元を絶ちやすいのです。
もしこれが外だった場合、卵を産み付けた場所が特定しづらく、永久に戦い続ける可能性も…。
外だと範囲も広いし、石の裏とかだったらもう収拾つかないですよね。
勝手口をつけると気密性・断熱性が落ちる
気密性・断熱性は窓が大きな要因になります。
窓の少ない家、窓の小さい家は気密性・断熱性は高くなります。
勝手口は人が出入りできるほどの大きな窓です。
少しでも気密性・断熱性をあげたいのであればつけないほうが良いでしょう。
とはいえ、そこまで大きな影響はないとは思っています。
おわりに
勝手口には大きなメリットもなければ、大きなデメリットもない、そんなところです。
ゴミを外に置く、という点においてはわたし的にはデメリット大です。
無難な間取りにしたいのであれば、つけたほうが良いでしょう。
迷うのであれば、万が一家を手放す、なんてことも想定してみてはいかがでしょうか。
無難な間取りのほうが買い手はつきやすいはずです。
ちなみにわたしは、最近勝手口にライトがあること気づきました。
キッチンにスイッチがあるけどなんだろな〜と思っていたらまさか勝手口だったとは。
わたしにとって勝手口とはそのような位置づけでした。