家を建てよう!家を買おう!
そう思った時、いったい何から手を付ければいいのか…。
不動産屋?それとも住宅展示場?
私は最初、住宅展示場にある注文住宅なんて高くて買えないと思い込んでいて、不動産屋で建売を探していました。
契約書にハンコを押す一歩手前で止まり、深夜2時まで不動産屋に軟禁された経験もあります。
一生に一度の家購入、失敗したくないですよね。私が失敗しそうになったり、取り返しのつかない大きな失敗をしなかったのは、しっかり情報収集していたからという理由があります。
家の購入、家づくりで後悔しない、失敗しないためには、これから買う家が良い家かを判断するための材料が必要です。
つまり、複数の会社の家を見て客観的に評価する必要があるということです。
私が家づくりで致命的な失敗・後悔をせずに、概ね満足できているのは住宅カタログの一括請求をしたからと言えます。
今回は初めての家づくりで何をすればいいのか、失敗や後悔をしないための家づくりについて書かせていただきます。
目次
最初は住宅展示場?
家を購入しようと思った時、
- 不動産屋
- 住宅展示場
上記にいきなり足を運ぶ人は多いのではないでしうか。
経験された方ならわかると思いますが…まぁ不安を煽って契約を急がせてくるんですよね。
- 今だけキャンペーンやっていて安いです!
- 大工が不足しているので、家の価格はもうすぐ値上がりします!
- 住宅ローンの金利が安い今がチャンス!いずれ必ず金利は上がります!
一通り話が終わると自社のカタログを渡されます。
何社か回っていると、最初に見た家ってどんな感じだったっけ?と記憶も薄れてしまうんですよね。
そんな時にカタログがあると思い返すことができて便利です。カタログには住宅メーカーの特色などが記載されており、自分の生活スタイルと比較しやすくもなります。
比較するためにカタログを集める
カタログを集める方法は下記の2つがあります。
- 住宅展示場へ行く
- webで資料請求する
1社ずつ回ると話をしっかり聞くことができますが、あまりにも時間がかかりすぎるというデメリットがあります。
「住宅メーカーの●●…いいじゃん…見ておけばよかった…」
途中で力尽きて妥協した家づくり、後悔してしまう場合もあるでしょう。
住宅展示場へ行く
一度でも住宅展示場へ行った事がある人ならきっと共感できると思います。まず1社目。
…ここいいじゃん!すごくいい!ここに決めよう!
最初の1社目ってすごく良く聞こえるんですよね。勢いで決めてしまう人もいるでしょう。一番良いという先入観も埋め込まれます。
で、2社3社と回っていくと…
やっぱりこっちのほうがいいじゃん!ここにしよう!
割と簡単に心が揺れ動くんですよね。つまりそれだけ営業さんのトークがうまいのだと。私は割と簡単に心動かされました。
本来の目的は、
- たくさんのハウスメーカーの話を聞きたい
- 情報を集めて客観的に評価したい
- 最終的に、失敗・後悔しない家造りをしたい
なのに、住宅展示場に行くと心が揺れるんですよね。「今だけですよ」なんて言葉で不安も煽ってきますし。
住宅展示場だと営業トークも長くて1日で2~3社しか回れないんですよね。我が家には小さい子供もいて時間に制限もあります。
当時私が思ったのは、
- とりあえずカタログだけもらいたい
- 情報だけもらいたい
- あとはこちらで情報を整理し、評価する
営業トークに振り回されたり、時間を拘束されたり、いろいろともったいないです。
webで資料請求する
ハウスメーカーのwebサイトでは必ずと言っていいほどカタログ・資料を配布しています。
聞きたくない営業トークも聞かされることがないので、ある程度ストレスは軽減できます。
ですが、デメリットもあります。
- 1社1社、カタログ請求するための資料請求フォームの入力が面倒
- その情報をもとに、不要なチラシが届くようになる。(結局、営業される)
- 自分が名前を知っているハウスメーカーしか資料請求できない。(名前がわからないと検索しようがない)
知名度の高いハウスメーカーといえば何が思い浮かびますか?
- 積水ハウス
- セキスイハイム
- ヘーベルハウス
- ダイワハウス
などなど。住宅展示場に行って話を聞いた方ならわかると思いますが、これらは坪単価が100万円近いです…。
私は神奈川県央エリアに住んでいて、当時500万円程度の年収で坪単価100万円なんて生活が苦しくなります。買ったら絶対に苦しくなるのに、延々と営業トークを聞かされるという苦痛…。それでも営業さんは、
「大丈夫!買えるんです!実際に年収400万円の人でも買ってます!」
とか言うんですよね。買う人がいることと住宅ローンを払いきれる人はまた別でしょう。
ハウスメーカーのwebサイトで資料請求もできますが、
- 1社ずつ資料請求フォームへ入力する時間
- 資料請求したあげく、視野に入らないハウスメーカーからの資料配布、営業
これもまたやっぱり、時間の無駄なんですよね。
ですが、1回の資料請求フォームの入力で一括でカタログ請求するサイトもあります。
一括カタログ請求サイトが便利
ハウスメーカーや工務店のカタログを1回で10社…10社以上、まとめて一括請求できるお役立ちサービスがあります。
- 一括カタログ請求のメリット
- 自分の知らないハウスメーカーも掲載されているため、情報収集が漏れない
- 面倒な資料請求フォームの入力が1回で終わる
失敗しない、後悔しない家づくりのためには、自宅でゆっくりカタログを読んだほうが良いです。
営業トークを聞かされるとうまいこと誘導されてしまいますので。
- 情報は収集するだけ
- 営業トークは聞かない
- 情報をデータ化して、
- 客観的に評価する
営業トークが入らない純粋なデータの抽出です。
どのカタログ一括サイトが良いのか?
カタログ一括請求サイトで有名、かつ、評判が良いのは下記の3つです。
- 持ち家計画
- SUUMO(スーモ)
- タウンライフ家づくり
それぞれ特色が違うため、失敗しない、後悔しない家づくりのためには3社併用が望ましいです。
家を買おうと考え始めた人向けです。
大手のハウスメーカーから地元の工務店まで幅広くカバーしていて、家づくりに役立つ情報もあります。
一回の入力だけで一括して資料請求ができるので時短につながります。
テレビCMでもおなじみのスーモです。
家を建てるという人は一時的でもアパートなど賃貸に住んだことがあるのではないでしょうか。一度はーモを見たことがある、お世話になったという人も多いはず。
スーモは業界最大手の1つで、情報の量・質はトップクラスですが、情報量が多すぎて絞ることができない、扱いがむずかしいというデメリットもあります。
なので、持ち家計画優先で、不足部分をスーモで補う形で利用すると良いです。
タウンライフ家づくりはカタログだけではなく、下記が行えるメリットがあります。
- 見積もり
- 間取りの提案
- 土地の提案
カタログ一括請求サイトというよりも、家を買った後の生活・ライフスタイルに重きを置いたwebサイ・サービスと言えます。
家づくりは土地を購入してからじゃないと間取りとか考えてくれないところが多いんですよね。
なので、これから建てる家をより明確なイメージにするためには図面作成や見積もりなどをすること。
それができるのがタウンライフ家づくりです。
まとめ
私は家購入の前に一括資料請求していたので、致命的な失敗や後悔はしていないです。
正攻法でカタログを集めようとすると、営業トークにひっかかったり、うまいこと誘導されたり、非効的なんですよね。
効率の良い情報収集、集めた情報の客観的評価にはカタログの一括請求が役に立ったと実感しています。
- ハウスメーカーの特色を見抜く
- 参考になる間取りの実例集
- 価格などの比較
カタログ一括請求は無料ですので、便利なサービスはうまく利用して家づくりに役立てましょう。
住宅展示場だと契約しないと帰さないぞみたいな空気を感じることがありますが、資料を請求するだけならそんな心配もありませんし。
参考にしていただければと思います。