注文住宅で失敗!テレビを壁掛けにしようとしたけどコンセントの配置が低すぎた

テレビ-壁掛け

我が家では将来的にテレビを壁掛けにしようという計画がありました。

そんなことを設計士さんと相談。いろいろ考えてもらい、壁の補強をしてもらいました。

しかし、実際に住んでみて気付きました。コンセントの位置、低すぎ!

テレビを壁掛けにしたとして、コンセントが丸見えになってしまいます。

その上、コードも丸見えです。なぜそこのところを考慮してくれなかったのか…。

平面の図面ではコンセントの高さが読み取りづらいんです。

高さを表す数字もあったのでしょうけど、素人にはわかりません。

テレビを壁掛けにするメリット

わたしがテレビを壁掛けにしようと思った、そのメリットについて書かせていただきます。

テレビボード不要でコスト削減

テレビを壁掛けにすることで、テレビボードが不要になります。

このテレビボードは良くも悪くも飽きが来る、定期的に買い換えたくなる家具です。

買い換えることで気分もリビングのイメージもガラっと変えてくれるというメリットもあります。

しかし、お金がかかってしまうのは間違いありません。

そこで、テレビを壁掛けにしてみたらどうか?

テレビボードをそもそも買うことがなくなるため、コスト削減につながります。

定期的に買い換えるようなこともないため、一生涯で数十万円の削減が期待できます。

テレビボードが不要なので部屋のスペースが広がる

テレビボードがなくなることのメリットはコスト削減だけではありません。

テレビボードがなくなることで、テレビボード分のスペースが使えるようになります。

リビングが広くなる、とも言えますね。

見た目もすっきりしますし、子供にテレビボードをいたずらされる心配も無くなる

テレビボードについてはハウスメーカーのオプションのものを採用しようかとすごく悩みました。

しかし、テレビボードは気分的に買い換えたくなるものなので見送りました。

わたしはテレビ壁掛けについてはメリットのほうが大きいと判断しました。

壁一面のテレビボードは圧迫感が大きい、という評判をよく聞きます。

テレビを壁掛けにするには壁補強が必要

ではどうやったらテレビを壁掛けにすることができるのでしょうか?

テレビを壁掛けにするには、「壁補強」が必要になります。

こういったことは、注文住宅ならではですね。もしテレビを壁掛けにする予定があるなら覚えておいてください。

壁補強のコストは安い

壁補強はいくらぐらいでできるのか?実は結構安いんです。

わたしの場合ですが、ざっくり1箇所5,000円程度で出来ました。

正確には何メートルでいくら、という計算になります。

ここでは用途が壁掛けのテレビなので詳しい説明は割愛します。

壁補強は無難に多めにしておくと良い

壁補強のコストはかなり低いことがわかりました。

なので、無難に壁補強は多めにしておいたほうが良いでしょう。

将来的にテレビを掛けそうな場所、可能性がある場所は壁補強しておいたほうが良いです。

ここが失敗!コンセントが丸見え

壁補強をしたのはいいのですが、コンセントの位置が低い場所にあり、丸見えです。

コンセントが丸見えということは、電源コードなんかも丸見えになります。

壁は補強したけどコンセントのことが考えられていない…いわゆる設計ミスです。

ごちゃごちゃのコードが丸見えで見た目が悪い

テレビの配線っていつもごちゃごちゃしてしまうんですよね。

  • 電源コード(テレビ、DVD・Blu-Ray、外付けHDD)
  • HDMIケーブル(テレビ~DVD・Blu-Ray)
  • LANケーブル(テレビ~ルータ)
  • USBケーブル(テレビ~外付けHDD)

テレビを壁にかけても、テレビの下からだらしなくぶらさがるごちゃごちゃのケーブルたち。

コードが見えてしまうと壁掛けの魅力半減

テレビ-壁掛け-イメージ
わたしがイメージした壁掛けテレビとなんか違う

その原因はごちゃごちゃのコードたちにあります。

すっきりしたテレビをイメージしていたのに、実際はごちゃごちゃのテレビです。

これでは壁掛けテレビの魅力は半減、むしろ意味なしと言ってもいいぐらいです。

壁掛けテレビにするには「壁配線」が必須

この問題を解決するにはどうすればよかったのか?

わたしの失敗から考える解決策は、「壁配線」です。

電源、DVDやブルーレイを壁配線

テレビを壁掛けにするのであれば、配線もしっかり計画しなければなりません

具体的には、「壁配線」です。

テレビの壁掛けをやるならテレビの電源、DVDやブルーレイのHDMIケーブルなど、すべて壁の中を通すように計画しておくべきです。

2×4や2×6の家なんかだと、壁が柱の役割をしていることがあるため、あとから壁配線にするということがむずかしい場合があります。

設計時にしっかり計画しておきましょう。LANの配線計画もお忘れなく。

コードの無線化

壁配線以外の解決法としては、コードの無線化というものがあります。

最近の周辺機器は無線のものが多いですよね。

おそらく、これから先の将来はほとんどものが無線でつながることでしょう。

IoTといって、これからはモノとモノが無線で繋がる時代がはじまります。

壁配線はもうできない!無理だ!という方は、もう少しだけ製品の進化を待ってみましょう。

しかし、それでも電源コードだけは無線化することはできません。

無線送電でテレビが見れる、そんな時代はまだまだ先でしょう。(…来ないかもしれない)

まとめ

以上をまとめますと、下記の通りです。

  • 壁掛けテレビはコスト削減にもなるしスペースも有効活用できてメリットが多い。
  • 壁補強も安いので検討してみる価値あり。
  • 壁掛けテレビやるならコンセントの位置、高さ、壁配線などしっかりと計画する必要がある。
  • もし失敗したとしても、無線化の製品が出てくるのを気長に待ちましょう。

失敗はしてしまったものの、なんとか取り返しはつきそうなものです。

わたしは気長に無線化された製品が出てくるのを待ちます。

電源コードはどうしても見えてしまいますが、おしゃれに隠す方法を考えてみます。

最近は家の外観をスッキリさせるためにアンテナを取り付けず、光回線でテレビを見るという人が多いようです。よければ下記の記事も参考にしてみてください。