わたしの家は一条工務店のi-cubeという家です。
一条工務店のi-cubeやi-smartは家の中がとても乾燥するんです。
部屋干しするぐらいがちょうどよいのですが、さすがにいつも部屋干しするわけにもいきません。
せめて雨の日ぐらいにしておきたいですよね。でも雨の日なら自然と湿度が上がるので乾燥を気にする必要もないです。
そこで、乾燥対策のためにエコ加湿器なるものを買ってみました。
ペーパー加湿器、自然気化式などとも呼ばれています。
今回は使用した感想を書かせていただきます。
目次
エコ加湿器とは?
エコ加湿器とは、電気を使わずに水を自然に蒸発させることで加湿する製品です。
仕組みとしては、特殊な素材(フィルタと呼ばれます)に水を含ませて自然乾燥させる、これだけです。
我が家で購入したのは写真の製品です。
かわいいデザインのものもたくさんあり、インテリアとしてもよさそうですよね。
気になる加湿の性能としては、だいたいのものが『コップの自然蒸発の約10倍!20倍!』などとうたっています。
金額は2,000円〜4,000円ぐらいのものが一般的です。
気になる加湿の効果は?
『コップの自然蒸発の20倍なんてすごい!よし、買った!』といった感じで思わず食いついてしまった1人です。
そもそも、コップの自然蒸発って多くないですよね。
ざんねんながら加湿の効果は電化製品の加湿器と比べるとかなり効果は低いです。
電化製品の加湿器であれば、1時間に500mlの水分を蒸発させるものが一般的です。(加湿器が本当にそれだけの性能があるのか微妙ですが)
部屋の温度など環境にもよりますが、わたしの家ではこのエコ加湿器、よくて1.5日で200mlの蒸発です。
なので、エコ加湿器で家の乾燥を改善する!という目的を達成するのはむずかしいです。(どうしよう、たくさん買ってしまった…)
エコ加湿器のデメリット
正直なところ、デメリットはほとんどありません。
お金も手間もかからない、電化製品の加湿器の問題点をすべてクリアしています!
しかしなんといっても、加湿の効果が薄いです。
加湿目的よりも、これは1つのインテリアであり、おまけで少し加湿できる、ぐらいの気持ちで買うとちょうど良いです。
また、電気代がかからないといってもランニングコストがゼロではありません。
フィルタはワンシーズンに一度、交換してくださいと説明書に書いてあります。
使う時期はだいたい冬だけだと思いますので、ワンシーズン持ってくれれば十分ではあります。
なので目立つデメリットというほどではありませんね。
エコ加湿器のメリット
それでもエコ加湿器のメリットはあると思います。まず効果はゼロではないということ。
なのでインテリアとして買っておいて、その副作用としてすこしでも乾燥の対策になる程度です。
電化製品の加湿器と違って電気代がかからないし手入れもほとんど不要です。
ずぼらな倹約家であるわたしにはここに魅力を感じました。電化製品の加湿器は電気代がかかるものが非常に多いです。
部屋がそんなに広くない、一人暮らしの家、ワンルームだと複数置けば乾燥の改善はできるかもしれません。
おわりに
家の乾燥をなんとかしたいと思い、張り切ってたくさんエコ加湿器を購入しました。
たくさん置けば家の中の乾燥も改善するだろうと思っていましたが、どうやらそれはむずかしいようです。
1部屋の乾燥を改善するのがいいところではないでしょうか。
しかし、インテリアとしてはありだと思いますので、ご興味のある方は試してみてください。