家を買ったとき、そこにはまだアンテナが取り付けられていません。テレビを見るためには地デジアンテナか光やケーブルテレビなどのインターネット回線をつかって見れるようにする必要があります。
わたしは一瞬も迷わずに地デジアンテナを選択しましたが、ネット回線を使ってテレビを見れるようにする人も多いようですね。特に、大型の分譲地だとみんな新築のため、景観をよくするためにみんなネット回線でテレビを見れるようにするのだとか。
まぁたとえ我が家が大型の分譲地の中の1軒だったとしても、わたしは地デジアンテナを選んでますけどね。
今回はテレビは地デジアンテナと光やケーブルテレビといったネット回線、どちらでテレビを見れるようにすべきかを考察したいと思います。
目次
地デジアンテナ
わたしが地デジアンテナ派なので記事はアンテナ寄りです。お許し下さい。
コストは初期費用のみ
アンテナの最大のメリットはコストでしょう。ネット回線には絶対に負けることはありません。
我が家ではアンテナと取付費用の合計は80,000円でした。今後テレビを見るために発生するお金はありません。
あえて言うのであれば、台風などの天災によりアンテナがダメージを受けることぐらいでしょうか。30年住んできた実家でアンテナが破壊されるようなことが起きていないため、確率は低いと思います。
テレビの画質は電波状況に依存する
アンテナの一番の不安材料はテレビの画質は電波状況に依存するということです。どんなに『アンテナにしたい!』、『アンテナが好きだ!大好きだ!』と思っていても電波の入りが悪いと断念せざるを得ません。
自分の家が電波の入りがいいのか悪いのかを知るには、アンテナ業者さんに診てもらうのが良いでしょう。電波の受信状況を測定するための専用の機材がありますので。
ちなみに我が家は電波の入りはかなり良かったみたいです。厚木基地の近くは電波の入りが悪いと評判ですが助かりました。
景観を気にする人へ『壁付けアンテナ』、『デザインアンテナ』があるよ!
アンテナかネット回線かを選ぶとき、よく言われるのが『アンテナは景観を損ねる』というお話です。イマドキのテレビはネット回線経由で見るのがスマートなようで、アンテナが家の屋根からぴょこんと飛び出しているのがダサイ、ということでしょうか。
しかし、最近のアンテナには壁付けアンテナ、デザインアンテナというものがあります。家の屋根に鉄の骨みたいなものが飛び出すのではなく、壁にぴたりとくっつくもので目立たないように工夫されています。
下記の画像のものを壁にくっつけるイメージです。
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一条工務店であれば、白い外壁に白いデザインアンテナならだいぶ目立たないのではないでしょうか。ただし、デザインアンテナは受信の感度はあまりよくないようで、取り付けられる家を選びます。
光テレビ、ケーブルテレビなどのネット回線
初期費用以外にも維持費が発生する
光テレビやケーブルテレビは月額で利用料が発生します。普段から光回線を使っている方であれば、だいたい月額500〜600円上乗せすればテレビが見られるようになります。
しかし、テレビを見るためにこれから光やケーブルテレビにしようという人であれば、月額6,000〜7,000円の負担が増えることになります。1年で72,000〜84,000円、これが毎年発生します。アンテナと比較すると、初期費用80,000円分を1年で回収出来てしまいます。
『どうせネット回線はどこか契約しなきゃならないし…』と思って妥協するつもりだったりしませんか?余談ですが、わたしはシステムエンジニアとかいう仕事をしているインターネットのヘビーユーザーですが、ネット回線はADSL(12M)です。
光やケーブルテレビの速度って本当に必要でしょうか?パソコンの動作を軽くしたほうが効率が良いと思います。また光やケーブルテレビでテレビを見るとなると、もうネット回線は他にうつせなくなります。
インターネットの通信費はすごくお金のかかるところで、ここを抑えることで家計がぐっと楽になります。ちなみに我が家ではキャンペーンを利用してプロバイダを乗り換えまくっていて、未だにプロバイダ料金をまともに払ったことがありません。
回線を固定させてしまうと柔軟にキャンペーンを利用することができない、これがわたしにとって最大のデメリットでした。
電波状況に依存しない
とはいえ、光やケーブルテレビにもメリットはあります。なんといってもテレビの画質が電波状況に依存しないこと。
電波がどうしても受信できない!という人は光やケーブルテレビにするしかありません。むしろ救いですね。
しかし、無料で見れるテレビをわざわざお金を払って見る、というのはわたしはどうしても解せません。
景観が良い?『うちはアンテナがないんだ!』と言われてみてはじめて気がつく
わたしの知り合いは大型分譲地のうちの1軒を買いました。建売住宅ではあるのですが、みんな同じデザインですごく統一感があり、きれいな街並みになっています。
そして言われてはじめて気がつく、すべての家においてアンテナが立っていないということに。
そう、言われてみないとわからないんですよね。わざわざ家を見上げてアンテナがあるかどうかなんて確認しませんし。人の家のアンテナのことなど興味ないので。
まぁわたしは理系出身の美的センスゼロですので特殊かもしれませんけどね。
まとめ
以上のことをまとめますと下記の通りです。
- コストを抑えたいなら絶対アンテナ。
- 景観を気にするのであれば、目立たないアンテナもある。
- 光やケーブルテレビは月額利用料が高い。
- そもそもアンテナんってそんなに景観変わらないのでは?
わたしは家のデザイン、景観よりもコスト優先です。このブログでも何度も書いてきていますのできっとご存知ですよね。
わたしは極力『月額〜円』というものにはお金を使わないようにしています。特に光やケーブルテレビの料金は高いと感じています。
近いうちにADSLのサービスが終わるため、次のネット回線は何にしようかと悩んでいるところです。WiMAXあたりでしょうかね?
みなさんの家作りのお役に立てるとうれしいです。