生ゴミ処理機買って補助金もらった後にお店に返品・ヤフオクで転売できるのか?

生ゴミ処理機を買って補助金もらって儲ける方法

前回は生ゴミ処理機を買ってみた・使ってみた、という記事を書きました。

使ってみて思った。使い勝手よくないし、電気代食う、って。ゴミを減らすという意味ではエコなのですが、家計にはあまりエコじゃないかな。

そんなちょっと問題児的な生ゴミ処理機、やっぱいらないな、売ってしまおう!と考える人も少なくはないと思います。

でも生ゴミ処理機って補助金が出る自治体が多いんですよね。わたしの住んでいるところでも出ます。

…じゃあ、補助金だけもらって売ってしまえば丸儲けなのでは?ということを考えついたりしませんか?わたしだけ?

今回は、生ゴミ処理機を買って、補助金をもらったあとにお店に返品したり、ヤフオクで売り払ったりしたらどうなるのか、ということについて書かせていただきます。

生ゴミ処理機買って補助金もらって即返品!丸儲け作戦!

結論から言うとむずかしい

世の中そんな甘くないです。このような考えをする人は少なくはないでしょう。

生ゴミ処理機を買って補助金をもらった人であれば、この技(裏技?)が実現不可に近いことがわかります。

なぜ無理なのか?ということを詳しく説明していきます。

役員によるチェックが入る

生ゴミ処理機をちゃんと使っているのか役員が事実確認しに来る

まず、生ゴミ処理機を買ったら市役所とか、そういったところに『生ゴミ処理機を買ったので補助金ください』という申請をします。(実際には市役所とは限りません。自治体によります。)

このとき、役員から『家のどこに置くのかを教えてください。後日確認に伺います。』と言われます。

生ゴミ処理機の補助金ってどういう仕組でもらえるんだろう?不正し放題なんじゃないの?と思っていましたが、ここでようやく謎がとけました。

役員が生ゴミ処理機を実際に買って、使っているという事実確認をしに来るんです。

ということは、生ゴミ処理機の箱は開けていなければいけないし、コンセントさして使っていなければなりません。

実際に生ゴミも処理しちゃってます。そんな商品はもう返品不可能です。

また、役員が確認来るまでに時間もかかります。仮に状態をバレないくらい相当良くしたとしても、返品できる期間は過ぎてしまっているでしょう。

よって、生ゴミ処理機の補助金だけもらう作戦はできない!という結論なわけです。

ただし、この事実確認については人によってはそんな詳しくチェックしないかもしれません。生ゴミ処理機を使用せずに、置いてあるだけでOK、ってこともあるかもしれません。

ならば、ヤフオクで転売はできるかもしれない…?

生ゴミ処理機買って補助金もらったらヤフオクに転売!丸儲け作戦!

結論から言うと生ゴミ処理機の転売もむずかしい

やっぱり世の中甘くないです…。

同じことを考えている人がたくさんいるみたいです。

詳しく説明していきます。

みんな同じこと考えてる?ライバル多数!

生ゴミ処理機はヤフオクでライバル多数、戦争状態で価格崩壊

ヤフオクで生ゴミ処理機を検索してみると、山ほど出品されていることがわかります。

しかもみんな投げ売り状態。新品で買えば5万円もするような生ゴミ処理機が2万円ぐらいで売られています

きっと補助金だけもらってヤフオクに転売しているのでしょう。ライバルが多いせいか価格崩壊起こしていますね。

たとえば、補助金で9割り負担してもらえたとしましょう。5万円の生ゴミ処理機であれば4万5千円が返ってきます。実質、5千円で生ゴミ処理機を買ったことになります。

そして、生ゴミ処理機を2万円でヤフオクで売ります。ヤフオクの手数料を10%とします。手元に返ってくるのは1万8千円です。

仕入れ値5千円で1万8千円の入金。つまり、1万3千円の利益ということになります。

たったの1万3千円のためにここまでやります?

実際にはピッタリ5万円の生ゴミ処理機なんて売られていなかったりします。1万3千円より利益が下がるかもしれませんし、5万以上のものを買ってしまえばマイナスにだってなるかもしれません。

はっきり言って、儲けようと思って生ゴミ処理機を買って転売、というのはおすすめできません

まとめ

  • 生ゴミ処理機を買って補助金分を儲けようとするのは不可能に近い
  • 儲けることができてもかなり少額
  • そこまで苦労するなら、生ゴミ処理機で儲けようとは考えないほうがいい

補助金を出す側としても、こういうことを考える人が現れるということを想定しているのでしょう。こういうセコイ手段は通用しませんね。

生ゴミ処理機を買うなら補助金もらって儲けようなどとは考えないほうが良いです。

一度買ったらずっと付き合っていく覚悟が必要です。

でも…生ゴミ処理機がいくら電気代食わないようにがんばってくれていたとしても、今までゴミを捨てるためにお金なんてかけたことがないので、どうしてもなんか損している気分が抜けないです。