わたしは一条工務店のi-cubeに住んでいますが、一条工務店ってすごく省エネな家で有名です。
省エネはエコにつながるわけですが、おかげさまでわたし自身エコ意識が高まりました。
誰かがふと思った。みんなの地球を守らねば…!というわけで、生ごみ処理機を買って使ってみたのです。
目次
生ごみ処理機を買おうと思った理由
市から補助金が出る
ご存知でしょうか?生ごみ処理機は市が補助金を出してくれるところが多いです。
これは神奈川県大和市のお話ですが、下記のようになっています。
- 補助率は購入費用の4分の3
- 限度金額50,000円(千円未満は切り捨て)
どうでしょうか?これってすごい補助率ですよね。これがなければ正直生ゴミ処理機なんて買いませんでした。
たとえば、50,000円の生ごみ処理機を買えば費用の4分の3である40,000円の補助金がもらえるというわけです。
あまり高価なものは見かけたことはないですが、80,000円の生ごみ処理機の場合は限度額50,000円にひっかかりますので、50,000円の補助金です。60,000円にはならないので注意です。
ひそかに思うのですが…これってつまり、生ゴミ処理機を買って補助金もらってヤフオクで販売すれば丸儲けなのでは?バレたら大変なことになりそうですけど。
たいていどこの市も補助金の申請には領収書が必要になるそうなので、必ず発行してもらうようにしましょう。
Amazonで買っても補助金はもらえるのか?
生ゴミ処理機はいろんなお店を探しているとわかるのですが、Amazonが最安値であることが多いです。補助金が出るとはいえ、資金効率を考えると出来るだけ最安値で買いたいですよね。
わたしが購入したのは下記の生ゴミ処理機です。
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なぜこの商品にしたのかというと、数ある生ゴミ処理機の中でもパナソニックの製品が一番電気代がかからない、省エネ設計だったからです。
それと、一番高いやつを買ったほうが補助金がたくさんもらえるからです!!
Amazonで購入しても補助金ってもらえるの?と疑問に思う方もいるでしょう。結構知らない人も多いのですが、Amazonでもちゃんと申請すれば領収書を発行できます。
商品を購入後、注文履歴から対象の商品の『領収書等』をクリックすると、領収書画面が出ます。でも確実なのは市役所に聞くことです。
すべての市の事情を把握しているわけではありませんので、もしかしたら地域活性化を目的としている市もあって、市内で購入したものに限る、なんて条件もあったりするかもしれませんので。
わたしの住んでいる場所はどちらかというと田舎で、心配だったのでわたしはちゃんと市に確認しました。ネットショップでも領収書さえあればOKとのことでした。
汚いイメージのゴミ箱をおしゃれにしたい
ゴミ箱ってどうしても汚いイメージがありますよね。ゴミが入っているから仕方のないことですが。
ゴミを捨てようとすると、注意していてもゴミ箱が汚れてしまいます。
下記の記事にも書いているのですが、ゴミ箱をなんとかおしゃれにしたい!と考えながら日々生活しています。
ゴミ箱がおしゃれにできたら、心がトキメクような家電になったら…そんなわたしの願いを叶えてくれそうなものが生ゴミ処理機だったのです。
使ってみた結果、思っていた以上にデメリットが多いと感じる
手間がかかる
わたしの生ゴミ処理機のイメージは、生ゴミをいれておいて1週間に1回くらい取り出して燃えるゴミとして捨てる、ぐらいの認識でした。実際には生ゴミ処理機の中も洗って上げないといけません。
何より面倒なのが、捨てられるものが限られるということ。
キッチンの流しには三角コーナーや水切りにストッキング、こういったものはどうやら生ゴミ処理機にはいれないほうがいいみたいですね。
そうなるとわざわざ生ゴミだけを仕分けして捨てなきゃいけないし、そもそも汚くてさわるのイヤだし…。
逆に臭い
生ゴミ処理機のメリットとして、生ゴミのにおいの発生を抑えるという効果があると言われています。
ですが、わが家の場合は反対で生ゴミ処理機を導入してからのほうがにおいが発生するようになりました。
そもそも、わが家ではもともと生ゴミが臭いといったことはなかったんです。家の中にゴミ箱があっても臭くなかったです。
これはもしかするとナノイー効果かもしれませんね。
ナノイーも最初のころは不要じゃないか?と思っていたのですが、目に見えない効果を発揮するオプションは時間が経ってから良さがわかってくるような気がします。
1ヶ月あたりの電気代
わが家で一番許容できないのが、生ゴミ処理機の電気代です。
実は生ゴミ処理機、省エネだのなんだの言われていますが、1ヶ月で約1,000円ほどの電気代がかかってしまうのです。
下記の記事にも書いていますが、一条工務店という超省エネ住宅だと1ヶ月の電気代って安い時で4,000円~5,000円ぐらいなんですよ。
生ゴミを捨てるためだけに、1ヶ月の電気代が約25%もアップするだなんて…そんなことが許されるのでしょうか?
これじゃまるで生ゴミ様がエアコンの効いた部屋で生活しているような感じじゃありませんか。
しかし、これはあくまでも通常運転をさせた場合の話であって、タイマーで深夜に動かすなどすれば電気代は3分の1ぐらいにまでは落とすことができます。
生ゴミ処理機が使う電気代は1ヶ月の300円~400円といったところでしょうかね。
こうして生ゴミ処理機は使わなくなっていく…
最後に結論ですが、生ゴミ処理機はだんだん使わなくなっていきました。
地球に優しい、エコではあるけど手間も電気代もかかるため、わたしの生活スタイルとは合わないんです。
もともと一条工務店の家を選んだのも、『ノーメンテ』に近い家であると思っていたのが理由の1つにあります。外構も超シンプル外構ですし。
家や庭の手入れをするのがあまり好きではなくて、そういった時間はどうせなら家族とおでかけとかに使いたいって思っています。
ところで、補助金をもらってまで購入した生ゴミ処理機なわけですが、もう使わないので売ってしまってもいいんでしょうかね?新品を転売するわけじゃないので、中古で売りさばくなら大丈夫ですよね…きっと。
…ということを検討した結果を下記の記事に書きました。
まとめ
- 生ゴミ処理機はエコではあるけど一般家庭的には省エネではない
- 思った以上に手間がかかる
一条工務店のおかげでエコ意識が高まっていましたので、その勢いで高額な生ゴミ処理機を買ってしまいました。ちょっと後悔しています。
生ゴミ処理機は『地球を守る』ために産まれた家電ですね。わが家での運用はまだ早かったみたいです。
未来のこどもたちが住むための地球を守ろう!というのであれば、生ゴミ処理機は導入したほうが良いです。でもわたしみたいに楽したい人には不向きかもしれません。