注文住宅オプション「ピクチャーレール」の使い方とメリット・デメリット

ピクチャーレールって何?

そんな疑問を持ってこのページにたどり着く方も多いのではないでしょうか。

あまり聞き慣れない言葉ですよね。

わたしも家を建てるまではその存在、名前を知りませんでした。

ピクチャーレールはあると便利なオプションです。

今回はピクチャーレールの解説と、メリットとデメリットについて書かせていただきます。

ピクチャーレールとは?

ピクチャーレールは壁に写真や絵、日用品を飾るために取り付けるレールとフックです。

注文住宅オプション-ピクチャレール-解説

ピクチャーレールにはディスプレイ用と日用品をひっかける用の2種類があります。

ディスプレイ用は天井からハンガーがぶら下がるもので、日用品ひっかけ用は壁にフックがついています。

わたしのは日用品ひっかけ用です。

日用品ひっかけ用でも写真や絵はかざれると判断してこちらにしました。

ディスプレイ用だとハンガーがぶら下がっているので、邪魔になりそうだなぁと考えて選びませんでした。

一条工務店の場合、カラーはホワイト、ナチュラルグレイン、ダークマホガニーの3色を選ぶことができます。

わたしはホワイトを選択。壁の色と同じにさせました。重さは15kgまで耐えられます。

気になるお値段は?

わたしは一条工務店でオプションとして取り付けました。

一箇所に付き3,900円です。

ディプレイ用は6,600円です。

このあたりの価格については他のハウスメーカーでも大差はないでしょう。

ただし、オプションとして取り付けず、別途取り付けをしようとなると工賃が発生します。(DIYなら発生しません)

ピクチャーレールの使い方

写真や絵を飾る使い方

ピクチャーレール本来の使い方は「ピクチャー」という名前の通り、写真や絵を飾ることです。

「写真を飾りたい、でも壁に穴を開けるのがイヤだ!」という方には最適のオプションです。

写真や絵だけではなく、子供が描いた絵や表彰状なんかも飾るのも良いですね。

日用品をひっかける使い方

ピクチャーレールでわたしが想定した使い方は日用品をひっかける使い方です。

よく使うバッグや上着などをピクチャーレールにひっかけます。

その他の用途としては、洗濯をして若干乾いていないものなんかをぶら下げておく、なんて使い方もしたりします。

たとえばジーンズなど、なかなか乾かないものだとピクチャーレールにぶら下げておくことがよくあります。

ピクチャーレールのメリットとデメリット

ピクチャーレールのメリット

使用頻度の高いバッグや上着といった、日用品をひっかけておきます。

そうすることで、いちいちクローゼットを開けなくて済みます。

クローゼットの奥に置かれたバッグを引っぱり出さなくいい、数ある洋服の中から上着を探さなくていい。

そんな時間短縮の効果が得られます。

これが妻にも好評で、「もっとピクチャーレールを取り付けたい!」と言うほど。

わたしがピクチャーレールを取り付けようと思ったのは、以前住んでいたアパートにも取り付けてあったからです。

築年数の浅いアパートにはピクチャーレールが最初から取り付けてあるのではないでしょうか?

つまり、ピクチャーレールはあると無難なオプション、というわけです。

価格も高くはないので、迷っている方は取り付けておいたほうが良いでしょう。

ピクチャーレールのデメリット

ピクチャーレールのデメリットは、そもそも日用品をひっかけるのはどうか?ということです。

便利だからといって日用品をあまりにもたくさんひっかけすぎると、部屋のなかがごちゃごちゃしてきます。

たくさん物がぶらさがっているので、圧迫感もあります。

そもそもクローゼットという収納があるのに、クローゼットの外に出しておくというのはいかがなものでしょうか?

ピクチャーレールは日用品がひっかけられて便利、というより、収納するのが面倒だからここにひっかけておく、といった意味で使われています。

片付けコンサル「こんまり」さん的には、きっとこのようなピクチャーレールの使い方はNGでしょう。

 

まとめ

以上をまとめますと下記の通りです。

  • 壁に穴を開けずに写真や絵を飾ることができる。
  • 使用頻度の高い日用品をひっかけておくとお出かけの時、時短になる。
  • ただし、物を多くひっかけすぎると部屋の中がごちゃごちゃした感じがする。
  • 結論として、価格も高くないため1部屋1箇所ピクチャーレールを取り付けておくと無難。

きっちり収納するか、それとも利便性を取るか、そこが使う使わないのポイントです。

使うか使わないかは別として、ピクチャーレールは取り付けておいたほうが無難でしょう。

みなさんの家作りの参考になれるとうれしいです。