我が家は一条工務店の”防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ”という窓を採用しています。
断熱性と防犯性を兼ね備えた、とても優秀な窓となっています。
家にシャッターをつけていませんし、防犯性の高い窓がいいですよね。
この優秀な窓は基本的に断熱性と防犯性を高めた作りとなっていますが、その副作用的な性能で”遮音性の高さ”というものがあります。
我が家は都合により基地・飛行場の近くに家が建っています。
今回は、防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシを採用した上での我が家の遮音性について書かせていただきます。
目次
どんなに遮音性が高くても、ジェット機の爆音は遮断できない
いきなり結論です。
一条工務店の遮音性は業界No1と言ってもよいのではないでしょうか。
その上、さらに遮音性の高い窓を採用しましたが、遮断しきれません。
家の中で静かな時は、騒音チェッカで35dBぐらいです。
これが、ジェット機が飛ぶと騒音チェッカで55dBほどになります。
ちなみに外にいるときは、85dBほどの爆音です…。
つまり、30dBカットできる、ということですね。
これはみなさんによく覚えておいてもらいたい数字です。
これから一条工務店の家を建てるのであれば、家の外の騒音が何dBかを測定してみてください。
その値から30dB差し引いた値が家の中での騒音になります。
遮断できる音とできない音がある
飛行機は飛行機でも、プロペラ機の音は遮断できています。
プロペラ機の音はパタパタパタと高い音がします。
こちらも騒音としては、外では80dB以上を計測しています。
しかし、家の中では40dBぐらいにまで落ちるのです。
その差は40dB、とても優秀ですね!
つまり、低周波な音は遮断しづらいのですが、高周波な音は遮断しやすいのです。
これから家を建てようという方は、音の高さ、低さについても注意してみてください。
おわりに
結論としては、業界トップクラスの一条工務店の家でも基地・飛行場の騒音は遮断できない、ということです。
さらに、一条工務店の家でも性能を高めてもダメでした。
一条工務店の家では、よくて40dBの騒音を遮断、少なくとも30dBの騒音を遮断、この値を覚えておいたほうが良いでしょう。
でも割とカタログ通りの性能ですよね。
こういったところが信頼できる、いい会社だと思います。
わたしのようにやむをえない理由がない限り、基地・飛行場の近くには住まないほうがいいですね。
遮音性はあくまでもプラスαな性能であり、一番の騒音回避策は住む場所をよく考えることです。