一条工務店のオプションの中には自動軽量機能付きの米びつなんていうものがあります。米びつにお米を入れて、ボタンを押すとジャーっと軽量ピッタリのお米が出てくるというもの。
一条工務店のカップボードの収納にきれいに収まる米びつのようです。設計士さんと打ち合わせを進めていって、お米を自動で軽量できるのはいいなぁなんて思っていたのですが、結局採用には至りませんでした。
今回はその理由について書かせていただきます。
目次
自動軽量機能付き米びつを採用しなかった理由
複雑な構造=洗いにくい
便利なことはいいことですが、便利なものであるほど複雑な構造をしているものです。そして、複雑な構造を持っているものは洗いにくいものが多いです。
自動軽量機能付き米びつは、ただ単純にお米を保存しておくだけのプラスチックの米びつと比較すれば複雑な構造をしています。全く洗えないということはないと思いますが、それなりにバラして洗わなければならないため手間があります。
洗いにくいということは、手間・時間もかかりますし、何より清潔さを維持しづらいというのがわたしにとって大きなデメリットでした。
米びつは清潔さ命!
食べ物に関しては清潔さが大切であるとよく感じています。たとえば、我が家では清潔さを保つためにキッチンの水栓はタッチレス水栓というオプションを採用しています。
タッチレス水栓は清潔さを保つのにとても役立ってくれているオプションで、付けて良かったオプションの1つです。
それとは逆に、一条工務店の水切りプレートにはちょっとがっかりしています。
[blogcardr url=”https://icublog.com/ichijo-kitchen-draining-plate”]こんな感じで、わたしはキッチンに関してはかなり清潔にしています。キッチンはかならず毎週じっくり丁寧に掃除をしています。
食べ物に関するものは清潔でなければならないので、当然米びつも清潔であってほしいのです。
米びつが汚いと、世にも恐ろしいことが起こるんです…。
米びつに虫が湧いた話…
清潔に気を使っているつもりですが、米びつに虫が湧いたことがあります…。すさまじい恐怖とめずらしく食欲をしばらく失いました。
湧いた虫の正体は『ノシメマダラメイガ』
我が家の米びつで湧いた虫というのは、『ノシメマダラメイガ』という虫です。かなりショッキングなので画像は載せませんが、小さな羽のついた虫というイメージです。
気になっても検索して探さないことをおすすめします。
ある日お米を炊こうと思い米びつを取り出すと、米びつの中に虫がいたんです。虫が入ってしまった、のではなく、米びつの中で虫が産まれ、成長したのだとすぐに理解しました。
米びつの中に虫が湧く原因
清潔にはかなり気を使っていたはずなのになぜ!?と思ったのですが、原因は米びつをちゃんと洗いきれていない、というのが大きいようです。
米びつをちゃんと洗いきれず、米びつの中に卵などが残ってしまい、それが孵化して成長して大きくなり、人間の目で確認できるようになる。とはいえ一番最初に入ってきたのはどこからだ?という感じですが。
つまり、米びつは完璧にきれいに洗わなければならない、ということなんです。ちょっとの妥協も許されないし、むしろ定期的に米びつは買い換えたほうが良いかもしれません。
そういった理由で、買い替えることを考えて高機能な米びつは不要であると判断したわけです。
その他にも、部屋が暑いとかそういうのも原因になるようです。しかし、我が家ではカップボード下段にお米を収納していたため、暑さとかは関係ないと思っています。
米びつの虫対策
我が家では残念ながら虫が湧いてしまいました。お米を全部米びつから出すと、大量に米びつに卵がついていたことに気づきます。
まず間違いなく言えることは、米びつの中のお米が少なくなったら新しいお米を注ぎ足す、これは絶対にやめましょう。米びつを空にしてしっかり洗う、これでもか!ってぐらい一生懸命洗ってください。
お米の防虫アイテムもありますのでおすすめです。
まとめ
以上のことをまとめますと下記の通りです。
- 米びつは清潔を維持することが大切
- 機能性の高いものほど構造が複雑で洗いにくい
- 米びつの清潔維持のため破棄することもある。買い替えを考えると高機能なものは不要
米びつは消耗品と考えたほうが良いかもしれませんね。しっかり密閉できるもので洗いやすい、そんな米びつがおすすめです。
あえて紹介するほどではないので、ホームセンターで探してみてください。というより、きっとすでに今お使いのものがあるでしょうから、わざわざオプションで自動計量機能付き米びつは必要ないと思います。
今、位置硫黄工務店の自動軽量機能付き米びつを採用しようかどうか悩んでいる人は、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
みなさんの家作りのお役に立てるとうれしいです。