これから家を建てようという方は何歳ぐらいの人が多いのでしょうか。おそらく子供が産まれることをきっかけに家を建てようとする人も多いのではないでしょうか。
わたしが家を建てようと考えたのも、子供が産まれたからです。実際のところは妻が妊娠したのをきっかけに家さがしをはじめました。
最初は建売から始まり売建、そして注文住宅と流れていったのですが、いろいろと二転三転しております。
子供が産まれることをきっかけに新しい家を買い、新生活を始めるのであれば、ぜひとも準備しておいてもらいたいのが『一眼レフカメラ』です。
子供の成長は妥協することなく、最高のカメラでしっかりと撮っておく、記録しておくべきです。
わたしは一眼レフカメラも趣味にしておりますので、今回は一眼レフカメラについて書かせていただきます。
目次
一眼レフカメラと普通のカメラの違い
一眼レフカメラという言葉は知っているけど使ったことはない、具体的に普通のカメラとどう違うの?そういった疑問を持っている方は多いと思います。
違いについてはいろいろ、たくさんあるのですが、一眼レフカメラと普通のカメラが決定的に違うところを書かせていただきます。
一眼レフカメラの特徴1『絞り』
一眼レフカメラは『絞り』を調節することができます。では『絞り』とはいったい何なのか?
複雑なことを抜いて簡単に説明しますと、絞りを調節することにより『ぼかし』の入った写真を撮ることができるようになります。
桜の花に焦点があたっていて、その背景がぼんやりとぼかされていますよね。しかもそのぼかしが強く入っています。
普通のカメラでもぼかした写真を撮ることができなくもないのですが、自動で設定されてしまっています。
ぼかしを自分の意思で強くしたり弱くしたり、そういったことを自由にできるのが一眼レフカメラです。ぼかしの入った写真が撮れるとなんだか写真がうまい!って気がしませんか?
子供の写真を撮るとき、子供をはっきりと写して背景をぼかす、そんな写真が撮れると子供が写真に際立って写っているように見えます。
一眼レフカメラの特徴2『シャッター速度』
一眼レフカメラの特徴であるシャッター速度、このシャッター速度を調節できることでどんな写真が撮れるようになるのか?
たとえばこんな写真を見たことはないでしょうか?
滝の写真が白い一本の線になっている写真です。カメラのシャッター速度を遅くすることで一本線の滝の写真を撮ることができます。
簡単に説明しますと、写真はとある1瞬の1コマを写しているのですが、その1瞬を長くして2コマ、3コマ…と複数のコマを合成しているようなイメージです。
逆にシャッター速度を短くするとどうなるのか?
シャッター速度を速くすることで水しぶきの1適までしっかりと写真に撮ることができます。
普通のカメラの場合、このシャッター速度も自動で決まってしまうため、このような写真を撮ることができないんです。
たとえば以下の写真。
子供がはっきり写っていて背景が流れているような写真です。こういう写真を『流し撮り』なんて言うのですが、これもシャッター速度を調節することで撮れる写真です。
子供の写真をドラマチックに残すためにシャッター速度が調節できるカメラだといいですね。
一眼レフカメラを使えば絶対にきれいな写真が撮れる!…というわけではない
当ブログのヘッダ画像に使われている以下の画像。
この画像は静岡県の熱海市、熱海サンビーチの夜景を熱海城から撮影したものです。この場所から撮影した写真はだいたいこの写真が撮れます。
この写真は一眼レフカメラだから撮れたのか?というと、実は普通のカメラでもきれいに撮ることが可能です。
普通のカメラでも絞りとシャッター速度はあるのですが、それが自動で決まってしまいます。キレイな写真を撮るには絞りとシャッター速度をシビアに設定する必要があるのですが、それよりもキレイな写真を撮るために一番重要なのは手ブレを起こさないことです。
カメラの一番の敵は手ブレです、間違いありません!
手ブレなんかしてないよ!と思っていても100%手ブレ起こっています。手ブレ補正機能があるし…と思っていても手ブレさせないほうが絶対に良いです。
きれいな写真を撮るコツは以下の3点
- 写真は2秒タイマーで撮る。
- カメラを固定する。(カメラを手すりに置く、など)
- 写真はRAW形式で保存する。
この3点だけ注意すれば普通のカメラでもきれいな写真を撮ることができますし、逆に言えばこれができないと一眼レフカメラでもきれいな写真は撮れません。
3脚があれば良いのかもしれませんが、3脚を担いで観光地を歩くのには抵抗がありますし、邪魔なので使っていません。カメラを手すりに置いたり、壁に押し当てて固定したり、あるいはカメラを持ちながら自分の身体を壁に押し当てて固定したり、そういった工夫をしています。
また、RAW形式という画像を無圧縮の形式で保存することで、あとからパソコンで画像編集を加えてきれいな写真に仕上げます。普通のデジカメだとRAW形式で保存がない場合もあるので注意です。
この3点を注意したうえで、絞りとシャッター速度を調節すると最高の写真が撮れるのです。
おすすめ一眼レフカメラ
キャノンがおすすめ
一眼レフカメラ、といってもいろいろとメーカーがあってどれにすればいいのかわからないですよね。そこでわたしがおすすめするのはキャノンです。
実際にわたしが使っている一眼レフカメラはキャノンです。Canon kiss x5という機種を使っています。もうかなり古いモデルとなっていて、最新機種だとCanon kiss x8iというものが出ているようです。
一眼レフカメラを買うのであれば絶対に『ダブルズームキット』がおすすめです。一眼レフカメラを始めると絶対に望遠レンズが1つはほしくなり、望遠レンズをお得に買えるのがダブルズームキットなんです。
キャノンの一眼レフカメラをおすすめする理由としては、対応するレンズの豊富さです。一眼レフカメラは普通のカメラと違ってレンズを交換することができます。
なぜレンズを交換するのかというと、一眼レフカメラの場合、レンズによって撮る写真が変わるんです。たとえば、広角レンズなら風景写真、望遠レンズなら動物などの写真といったように。
なので、近くのものから遠くのものまで幅広く撮れるズームレンズというのは便利ですがちょっと邪道かな、というのがわたしの見解です。一眼レフカメラを始めて、新しくレンズを買い足していく時は用途がしっかり決まっている単焦点のレンズ(ズームができないレンズ)を買うことをおすすめします。
写真はズームで撮るのではなく、自分が動いて撮る、これが基本です。
一番下のグレードで十分
わたしが所有する一眼レフカメラのCanon kiss x5はキャノンの一眼レフカメラの中でもほぼ最下位のグレードです。一眼レフカメラは高価なものですが、安物の部類です。
しかし初心者の人であれば一眼レフカメラのグレードは一番下のグレードで十分なんです!上位機種はいったいなにが違うのか?というと、たとえば写真を撮る連射スピードが違ったり、ホワイトバランスといった細かい調整が手元でできるようになっていたり、という違いです。
さらなる上位機種になると違ってくる写真の撮れ具合も変わってきますが、初心者にはオーバースペックとも言えますので省略します。
ホワイトバランスなんかはRAW形式で保存しておけばあとから画像を編集しますので、わたしはいつも自動設定です。
まとめ
以上のことをまとめますと下記の通りです。
- もう1段階キレイな写真を撮るには一眼レフカメラの絞り、シャッター速度の調節が必要不可欠。
- 一眼レフカメラにしたら突然きれいな写真が撮れるようになるわけではない、手ブレを徹底的に除去することが大切。
- 最後の仕上げはパソコンを使って画像編集。そのために写真はRAW形式での保存が必須。
わたしが撮った子供の写真は両親にいつも送っていますが、かなり評判が良いです。まるで『モデル赤ちゃん』のようだと…。子供をキレイに撮れるかどうかは愛情の深さに依存するといっても過言ではありません。
愛情が深ければ深いほど、写真を多く撮りますからね。つまり、『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』というわけです。
ぜひ、みなさんの新生活に一眼レフカメラを検討してみてください。その1瞬を最高の1枚にして保存してください。