わたしは現在30歳半ばになろうかというような年齢です。
家を買おう!という人は家族が増えたとかそういった理由が多いです。そのため、30代であれば家を買おうということを考えるし、実際に家を買ったりします。
わたしの身近にも家を買う、買ったという人が増えてきました。わたしはどちらかというと家を買うのは早い方だったかもしれません。
そのため、身近な友人の話を参考にできずに家を買いました。気になっていたのは、
- みんな、いくらぐらいで家買った?
- 土地はいくらだった?
というようなお金の悩みです。
今回は、わたしのような首都圏…わりと都心寄り(神奈川県でいうと横浜・川崎~藤沢・大和とか)の人が、いくらぐらいの家を買っているのか、というリアルな話です。
平均値とか中央値をデータ調べて書くわけではありませんのでご理解ください。
目次
私の友人はいくらの土地・家を買ったのか?
Aさん:建売5,000万円
わたしの友人のAさんは建売住宅を購入しました。理由は、Aさんは都内で働いているため、通勤に便利な東京に住みました。
東京23区に入ります!建売でも5,000万円を超えるのですね、おそろしい。
おそらく、土地だけでも4,000万円以上といったところでしょう。建売の建物の価格は1,000万円しないぐらいです。
ペアローンではありませんが、夫婦共働きでローンを返済しています。旦那さん1人でローンを組んでいますが、めいっぱいお金を借りたという感じですね。
Aさんはごく普通の一般的な会社員で、奥さんのほうはちょっと変わった自由な労働スタイルのお仕事をしています。
Aさんが重視したことは、『土地は資産になるからお金を出すなら土地に。』ということだそうです。
ただ、奥さんの仕事が『ちょっと変わった自由な労働スタイル』なだけに、この先の安定性が不明で少し心配です。
Bさん:土地3,000万円、家3,000万円、合計6,000万円
友人Bさんは注文住宅です。東京23区ではありませんが、神奈川県で人気のエリアのため、3,000万円という土地価格です。家も40坪程度とちょっと広めにした模様。
ハウスメーカーもわたしのような一条工務店とかいう中堅クラスのものではなく、最大手の坪単価80万とかそういうやつです。
こちらも同様に夫婦共働きです。ペアローンを組んでいます。
ここの家庭の悩みは、子供が非常に手間がかかるようで、仕事と家事・育児の両立がすごく大変なのだそうです。
奥さんのほうがこぼしているのが『ローン返済しなきゃならないから仕事やめられない…』です。
わたしはこの奥さんを見て、『家事・育児しながら仕事もしてるなんて!女性ってすごいなぁ!』と思っていたのですが、やはり限界なのでしょうか。
Cさん:土地5,000万円、家3,000万円、合計8,000万円
Cさんは神奈川でも人気のエリアで、さらに駅近くといった好条件の土地を購入してました。
ただ、このCさんはすごく稼ぎがいいし、夫婦ともに両親がお金持ちという最高の条件付きです。
奥さんは専業主婦をしています。のちに復帰するかはわかりませんが…必要はないってぐらいの金持ちさ。
ハウスメーカーだってそう簡単に手は抜かず、やはり最大手クラスのメーカーです。
ただ…わたしが思うことは、『ホントは8,000万円じゃないだろ、1億超えてるだろ?』ってことです。おそらく家も3,000万円台かもしれませんが4,000万円に近いような気がしています。家が広いしオプション乗せまくりだし。
神奈川県には利便性を抜きにして、ブランド価値がある土地があったりします。湘南とか鎌倉エリアにその傾向が強いです。
それでも、住宅ローンは普通に返せるんだろうなぁと思います。それだけ収入が良い。
最後に私:土地1,500万円、家2,000万円
すみません、ちょっとだけざっくり計算にしています。詳しい家の金額は下記を参考にしてください。
どっちかというと4,000万円のほうが近いですかね?
わたしの場合は東京都内への通勤ではないため、利便性はあまり気にしていませんでした。ですが、将来的にこどもが都内へ通勤するかも、ということを考えておくとある程度の利便性は確保したかったのです。
神奈川県に住んでいますが、ホントに田舎のほうを選べば30坪でも500万円とかいう土地はごろごろあります。
ですが、それでも神奈川県でそこそこの利便性で1,500万円の土地なんていうのはかなり安いほうです。
家はおなじみ、一条工務店です。わたしの年収は家購入時には500万円程度、買えるハウスメーカーも中堅が妥当です。
夫婦ペアローンにはせず、1人で住宅ローンを返済しています。妻は万が一わたしが倒れてしまった時のバックアップと考えています。
わかったこと
首都圏に家を買う人は夫婦ペアローンが多い
今回紹介した人たち以外にも家を買ったという友人はいます。
いろんな話を聞いてきましたが、なんといっても夫婦共働き、ペアローンが本当に多いです。もうみんなそうってぐらいに多いです。
逆に、ペアローンじゃない家庭というのは、
- 土地が安い。
- わりと地方に住んでいる。
という条件ですね。首都圏だとどうしても土地が高くなるため、土地価格を抑えることで生活スタイルが大きく変わっているように見えます。
みんな、家にお金使いすぎ
わたしが思うのは、土地が高くなってしまうのはある程度仕方がないのかなと思います。
ですが、土地が高いとそれに比例して家の価格も高くなっているということです。
まぁ仕方がないですよね。土地価格が高い場所というのは、高級な住宅が並んでいるし、人間自体もまた高級です。
高級な家・人たちの中に混ざるとき、自分だけ安い家は建てづらいし、見た目だってそれなりに気を使わなきゃならないです。
つまり、土地にお金をかけたら家にもお金かけることになるし、さらにその後の生活でもお金がかかるってことです。
よく聞くありがちな話が下記。
年収400万円台の人が横浜とか、土地だけで本当なら1億超えるような場所で、築20年の中古マンションを購入。
しかし、子供経由で周りの大人たちと付き合いが始まってみると、生活水準が大きく違うと感じる。
- 着ている服、装飾品
- 子供の習い事
- 車
それに合わせようとして見栄を張ってお金がなくなる。子供の習い事も無理してピアノ習わせたり。音楽という習い事は『青天井』と言われる。
そういった都会は育児の支援が少ない。他の市ならば医療費の助成が手厚かったのに。
わたしの友人に聞いてみた話なのですが、『土地だけで1億超えとか、そんな場所誰が住むの?』って聞いたら、ベンチャー企業の幹部職なんだそうです。えぇ、わたしもよく利用するサービスを提供する会社でした。
おそらく、最初に登場したAさんも生活水準は上がっていく、よりお金がかかるのではないかと思います。
身分相応の土地・家を買おう
わたしが言えることは、
- 身分相応の土地・家を買う。
- 身の丈に合わない買い物は身を滅ぼす。
家とか土地って、それによってその人間のランクが決まってしまうような気がしてきます。
これはリアルな話で、安い土地にはやっぱり安い人間が集まってきます。安い人間は教養がないから安いという理由もあり、生活する環境としては子供への悪影響が気になります。
かといって、自分の年収に見合わないような土地・家を買ってしまえば住宅ローンの返済に追われて苦しいだけです。夫婦共働きで住宅ローン返済のためだけに生きるような人生は悲しいです。悲しすぎるよぉ…。
結局、安い土地・家か、高い土地・家か、ではなく、その中間がベストだと考えます。つまり、自分の身の丈に合った買い物をするってこと。
まとめ
- 首都圏は共働きが多い。
- みんな高い家を買ってるね。
- でも身分相応の買い物をするのが一番。
- 高級を求める人の中に、一条工務店を選んでいる人はいない!(笑)
なにげに、今のところわたしの知人グループの中では、わたしが建てた家は『最安値』に近いです。
4,000万円近い家なのに最安値って…そんなに安いんですかね?
首都圏以外の人からすればきっと高いと感じるでしょう。でも首都圏エリアの人にとっては最安値です。
年収なんて500万円くらいしかないのですから、最安値の4,000万円で限界です。とにかく、わたしが重視したことはステータスとしての住宅ではなく、ゆとりある生活を重視した住宅です。
- 住心地
- 住宅ローン返済の負担の軽さ
良い家を持っていても、住んでいて苦しい家だったらイヤですからね。