地盤

地盤改良は土地の資産価値を下げる

2017/07/10

地盤改良は土地の資産価値を下げる
家を建てる上で一番たいせつなのは地盤と言っても過言ではありません。
最近の家はほとんどが地震に強いので。
いくら家自体が地震に強くても地盤が弱くては家は傾いたりしてしまいます。
それを防いでくれるのが地盤改良です。
地盤改良は一見メリットばかりに見えますが、土地の資産価値を落としてしまう可能性が高いです。
そして建売住宅の場合、ほとんどが地盤改良されてしまっています。

地盤改良すると土地は”埋没物あり”になる

地盤改良とは、軟弱であると判断された地盤に対して補強の工事をするというものです。
ソイルセメントと呼ばれるコンクリートの太い柱を地面に埋め込んだり、鋼管杭と呼ばれる鉄製の細い柱を埋め込んだりします。
これによって地盤は地震に対して十分な耐久性を持つことになります。
しかし、土地の評価としては”埋没物あり”という肩書きがつくことになります。
買い手にとっては埋没物ありとなるとちょっと敬遠してしまいます。

埋没物は売主が撤去しなければならないことがある

土地に埋没物があると、土地を売るときにも埋没物ありとして売り出すことになります。
場合によっては売主が埋没物を除去しなければなりません。
埋没物除去には数百万もお金がかかってしまうことがあります。
たとえば、土地を1,500万円で購入したとします。
土地は不動の資産、1,500万円で買えばだいたいその値段で売れるものです。
しかし、ソイルセメントや鋼管杭を撤去するのに数百万円、土地の価値が実質下がっているわけです。

最悪のケースの話ですが、地震などによりソイルセメントや鋼管杭が地中で破断してしまうという可能性もあります。
そうなると撤去もむずかしいようですね。
ソイルセメントの場合、地中での破断を防止するために現在では別の地盤補強の方法もあるのだとか。
鋼管杭の場合は破断など異常がなければ先端を切断することで対処なしで済むこともあるようです。

地盤改良済の土地は買うべきか?買わないべきか?

わたしの考えとしましては、地盤改良済みの土地は買わないほうが良いという判断です。

最悪の場合、地盤改良のために埋め込んだ鋼管杭やソイルセメントを撤去するための費用がかかるかもしれません。

撤去が必要なかったとしても、いつか自分が土地を売るということになった場合に価格を落として売らなければならなくなるかもしれません。

資産価値を少しでも高めるためには鋼管杭やソイルセメントといった埋没物はないほうが良いでしょう。

想像してみてください。あなたが買った土地をこどもたちに相続させる姿を。人はいずれは寿命が来るものです。自分たちのこどもには少しでも多くのお金を残してあげたいですよね。

あなたが一生をかけた買い物なんですから、少しでも資産価値を高めておきたいものです。

資産価値が下がるのなら地盤改良はしないほうがいいのか?

地盤改良すると土地の価値が下がると思われますが、だからといって無茶して地盤改良しない!という選択はしないほうがいいでしょう。

地盤改良をすべきかどうかでいうと、必要であれば地盤改良すべきです。

これは一概に自分で判断することはできません。かならずハウスメーカーの指示に従いましょう。

資産価値を下げたくないからといって地盤改良をシないという選択をすると、地盤沈下につながるかもしれませんし保証も効かなくなるでしょう。

土地の資産価値を下げないことは大切ですが、家を守ることはもっと大切です。家が地盤沈下でダメになってしまったらそっちのほうが損失は大きいです。

おわりに

土地を購入する際には立地や環境が一番大切です。
結局は土地の価値とは立地、環境が一番反映されます。
それでも、売るときの事まで考えて地盤の良いとされる場所を買うのがおすすめです。
地盤改良なしで済むのであればそれにこしたことはありません。

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