注文住宅で家の設計を決めていくとき、「洗濯機パンはつけますか?」なんて聞かれます。
わたしは家の設計を進めている段階でそのように聞かれました。
そもそも洗濯機パンとは何か?
洗濯機パンとは、洗濯機の下に置かれている台のことです。
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これの役割は、洗濯機の重さで床がへこんでしまうのを防ぐというものです。
しかし、「最近の家は丈夫なので洗濯機パンがなくても大丈夫」という説明を受けたため、我が家では採用しませんでした。
それではいったいなぜ、洗濯機パンはあったほうがいいオプションとしたのか、理由を説明します。
目次
洗濯機の重さで床がへこむのではないか?心配がつきまとう
洗濯機はとても重たい家電です。
重たい家電ゆえに、床がへこまないか心配になってしまうんですよね。
営業さんが大丈夫って言っても、何千万というお金を払って買うのですから心配しないわけがないんです。
とはいえ、わたしは多少のへこみくらいは気にしませんけどね。
床は消耗品だと思っていますから。
洗濯機の床のへこみより、子供が床を傷だらけにするほうが早いうえに目立ちます。
引越し業者に不安を煽られる
わたしにとって問題はここでした。
洗濯機パンがないと、引越し業者が洗濯機パンの代わりになるマットを売りつけてきます。
「洗濯機パンないんですか?このまま床に洗濯機置くと床へこみますよ!?新築なのにいいんですか!?」こんな感じです。
こまったことに、考えている時間がないんです。
今、家に洗濯機を運び込もうとしているのですから!
引越し業者の洗濯機パンを買うか、床をへこますか、このどちらかしか選択できません。
わたしも不安を煽られたり考えている時間も与えられず焦ってしまったため、引越し業者の洗濯機パンを買ってしまいました。
引越し業者がわざわざこんなものを準備しているなんて、本当におかしな話です。
まるで最近の家は洗濯機パンをつけない家が多いことを知っていて、不安を煽って買わせているとしか思えませんね。
ざんねんながらわたしもカモの1人でした。
引越し業者の洗濯機パンは洗濯機パンにあらず
洗濯機パンとは、基本的に以下のような「台」のイメージですよね。
引越し業者がわたしに売りつけたものは、正確に言うと洗濯機パンではありません。
洗濯機マットです。
とても薄くて、これで床へこまなくなるの?と疑問になるような代物。
そしてこれがお高い!なんと8,000円!!
そこらへんで売っている普通の洗濯機パンのほうが安いんですよ。
洗濯機マットは洗濯機パンの役割をしない
あれよあれよと言う間に洗濯機マットを買わされてしまったわたし。
これで床が守れるなら安いもの、そう自分に言い聞かせていました。
そしてさらに問題が起こるのです。
洗濯機のホースが排水口につながらない。
実は洗濯機パンにはもうひとつ役割があります。
それは高さの調整です。
洗濯機の種類によっては、洗濯機のホースが壁や洗濯機本体に鑑賞して、排水口に入らない場合があるんです。
我が家がそうでした。
その場合、洗濯機の下に洗濯機パンなどを置いて、高さを調整し、ホースを排水口につなげます。
ここまで書いて、なんとなく察していただけたかもしれませんが、洗濯機マットの他に洗濯機の高さを調整する台も購入しました。
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オプションとして洗濯機パンを取り付けておいたほうが変な心配もなかったし安上がりだったということです。
おわりに
わたしが経験した失敗から言えることは下記です。
床のへこみが心配なら洗濯機パンは取り付けましょう。
引越し業者の煽りに耐えられなさそうなら洗濯機パンは取り付けましょう。
実はこんなノリで冷蔵庫マットも買わされています。
引越し業者は最大手ですが、こんな売りつけ方をしてくるとは想像できませんでした。
みなさんも気をつけてください。